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Adobe CCを法人契約する場合の料金やプランの違いを解説【グループ版】

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Adobe CCを法人契約する場合の料金やプランの違いを解説

以前Adobe CCを安く買う方法について解説しましたが、こちらは法人名義では契約できません。

今回はAdobe CCを法人契約したい企業向けに「Creative Cloud Pro(グループ版)」という企業向けプランについて解説します。

  • 法人版 Creative Cloud Proグループ版の料金プランは?
  • 法人版 Creative Cloud Proグループ版は個人版と何が違うの?
  • 法人版のメリットとか注意点はあるの?

上記のような疑問をお持ちの方は、この記事を読めばAdobe CCの法人版のことがよくわかりますよ!

目次

Adobeの法人版Creative Cloudとは?

Adobeの法人版Creative Cloudとは?

法人版Creative Cloud Pro(グループ版)とは企業向けに最適化されたAdobe CCのこと。

グループ版版にはサポートデスクやライセンス管理ツールが付属しますが、料金は通常版より高くなっています。

ちなみに、法人だからといってグループ版を購入しなければいけないということはありません。法人でも個人版を購入し業務利用することができます。

法人版Adobe CCの特徴

法人版Adobe CCの特徴

法人版の特徴は下記の通りです。

  • 特別なサポートが受けられる
  • ライセンス管理ツールAdmin Console使用可能
  • 30人以上でなければ通常ライセンスのが安い事が多い

法人版ということで高度なテクニカルサポートが受けられます。

また、多くのライセンスを効率的に管理できるようAdmin Consoleが使用可能になっており、効率よくスタッフのライセンスを管理できます。

料金は通常版よりも1ライセンスあたり年間 約40,000円高くなっており、ある程度大きな企業向けの製品と言えます。

デメリットは価格が割高というところ!
複数ライセンスを購入するから安くなると考える人もいますが逆に料金は上がってしまいます。

グループ版(法人プラン)はProとPro Plusの2種類

法人向けプランは下記の2種類用意されています。

  • Creative Cloud Pro グループ版:小〜中規模企業向け
  • Creative Cloud Pro Plus グループ版:大規模組織向け

どちらもほぼ同じような内容ですが、大規模向けのPro Plusは機能強化されています。Pro PlusではAdobe Stockの利用、IP保証などがついた特別なプランです。料金はライセンス数などによって変化するため見積もりが必要です。

グループ版とエンタープライズ版の違い

中規模業向けのグループ版と大規模向けのエンタープライズ版の違いは下記の通り

プランセキュリティプレミアムサポート
Pro グループ版伝送データの暗号化年2回まで
Pro Plus グループ版
(旧エンタープライズ版)
伝送データ&保管データの暗号化無制限

50人以上のエンタープライズ版ではプレミアムサポートの回数制限なしになり、気軽にAdobeのプレミアムサポートサービスを使うことが可能になります。

グループ版では通信データのみの暗号化のところ、保管データの暗号化にも対応しより強固なセキュリティになります。

とはいえ法人版のメリットの大部分は共通しているので多くの企業にはあまり気にならない違いかなとも思います。

法人版Adobe CCの料金

法人グループ版

法人版Adobe CCの料金は以下の通りです。

選択可能なプランはCreative Cloud Pro(コンプリートプラン)のみです。Proプランなので全部のAdobe CCソフトが使用可能で、通常生成AI機能を無制限で使用することができます。

Creative Cloud Pro
(コンプリートプラン)
毎月払い年間 一括払い
グループ版 Pro11,990143,880
グループ版 Pro Plus見積もりが必要見積もりが必要
すべて年間プラン(税込)
2025年7月31日までの価格クリックで開閉

下記価格は2025年7月31日まで限定です。8月1日以降はCreative Cloud Proプランとなり、最新価格に変更となります。

コンプリートプラン毎月払い年間 一括払い
グループ版10,780129,360
エンタープライズ版見積もりが必要見積もりが必要
すべて年間プラン(税込)

料金に関して言うと、法人版のほうが安いということはありません。

エンタープライズ版は企業規模によって変わるので料金は状況に応じて変わりますが、大企業で大量ライセンス購入などでなければ通常版のほうが安くなることがほとんどです。

料金を重視する場合は法人版ではなく、通常版を購入するのが良いでしょう。

通常版の購入はこちら:Adobe公式 Creative Cloud
(法人でも通常版を購入することができます)

法人版Adobe CCのメリット・デメリット

法人版Adobe CCのメリット・デメリット

法人版のメリットとデメリットについてわかりやすくまとめます。

法人版Adobe CCのメリット

法人版のメリットは下記の5つ。

  • 10ライセンス以上で割引
  • 1ユーザーあたり1TBのストレージ
  • ライセンス管理システムが使用可能
  • プレミアムサポートが利用可能
  • Adobe Talentへの無制限の求人掲載

通常版の100GBよりもストレージ容量が増え、プレミアムサポートが付いています(年2回)

また、10ライセンス以上(100万円〜)でまとめ買いの割引が受けられます。
(まとめ買い割引に関しては見積もりということなのでAdobeにお問い合わせが必要)

Adobe TalentというBehance内の求人サービスに無料で求人掲載も可能。

法人版Adobe CCのデメリット

法人版Adobe CCの唯一のデメリットは価格。

通常版とグループ版の料金
  • 通常のCreative Cloud Proプラン:9,080
  • グループ版Creative Cloud Proプラン:11,990

企業版のメリットはあるものの、1ライセンスあたり2,910円(年間40,000円以上)の価格アップは高く感じちゃいますよね。

価格差分のメリットを感じられないのであればグループ版ではない通常版を選ぶと支出を抑えられます。

\ 法人でも一般向けを購入可能 /

通常版と法人版プランの選び方

通常版と法人版の選び方 どちらを選ぶべき?

特徴や内容がわかったところで、どれを選べばいいのか下記の比較表を参考にしながら選んでみてください。

通常版と法人版の比較

通常版とグループ版、エンタープライズ版の違いを表でわかりやすく比較。

比較項目/プラン通常版(個人版)グループ版 ProPro Plus
ストレージ容量100GB1TB1TB
特殊セキュリティ××保管データ暗号化
ライセンス管理×Admin ConsoleAdmin Console
アセット転送・ストレージ分析××
プレミアムサポート×年2回無制限
価格(年間一括)¥102,960¥143,880見積もり

ちなみにどのプランを選んでも使えるソフトに差は無く、全部のAdobe CCが使用可能です(コンプリートプラン契約の場合)

また、すべてのソフトがアップデート無料で常に最新バージョンを使うことができます。

2025年7月31日から値上げ
以前の価格は法人版(129,360円)

単純に必要な機能で選ぶ

大きな企業であれば法人版に欲しいサービスもあるかもしれませんが、小規模事業者だと便利ではあるものの価格ほどの恩恵を受けられないだろうなというのが正直なところ。

法人版の付加機能が必要でないのであれば無理に法人版を選ぶ必要はありません。

法人版の恩恵が受けられるのは以下のタイプ

  • 従業員が多くライセンスを100万円分以上購入
  • ライセンス数が多く管理が大変
  • 特別な技術サポートが必要

事業規模必要な機能に応じてプランを選んでみてください。

お得な購入先まとめ

最後に結局どこで買うのが一番おすすめか、まとめます。

あとから法人タイプに変更することもできるので迷ったら通常版でOK!

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