Adobe Creative Cloudのグループ版は、会社が従業員のライセンスをまとめて管理するための法人向けプランです。
管理ツールのAdobe Admin Consoleからライセンスの割り当て・回収、契約や請求、組織のクラウドアセットを一元管理できます。
ただし、会社でAdobe CCを使うだけならグループ版は必須ではありません。会社によるライセンス管理が不要なら、従業員ごとに個人向けプランを業務利用することもできます。
法人契約でよくある疑問
- 会社でもAdobe CCの個人向けプランを使える?
- 会社が費用を払うだけでもグループ版が必要?
- グループ版・Pro Plus・エンタープライズ版の違いは?
- 人数や管理方法に合うプランはどれ?
個人向けと法人向けのどちらを選ぶかは、会社がライセンスとAdobeクラウドに保存したファイル・ライブラリなどを一元管理する必要があるかを基準に考えるとわかりやすいです。
| 利用方法 | 最初に検討するプラン |
|---|---|
| 1人で使い、契約もデータも本人が管理 | 個人向けStandard/Pro |
| 会社が従業員へライセンスを割り当てる | Creative Cloudグループ版 |
| Adobe Stockを大量利用し、IP補償も重視 | Creative Cloud Pro Plusグループ版 |
| SSOや全社配布、高度なアクセス制御が必要 | Creative Cloudエンタープライズ版 |
この記事では、個人向け・グループ版・Pro Plus・エンタープライズ版の料金と管理機能を比較し、会社に合う契約を選べるように解説します。
会社でAdobe CCを使う場合は「誰が管理するか」で選ぶ
個人向けとグループ版を分ける基準は、会社の仕事に使うかどうかではありません。
契約した本人が管理するのか、会社が組織のライセンスとして管理するのかが大きな違いです。
会社でも個人向けプランを業務利用できる
法人や個人事業主が、業務でCreative Cloudの個人向けプランを使うことは可能です。
ただし、個人向けプランは「1ライセンスにつき1人」で利用するプランです。
たとえば社員3人が個人向けプランを使う場合は、3人それぞれに本人専用のAdobeアカウントとライセンスが必要です。1つのアカウントを複数人で共有したり、社長のアカウントを社員へ渡して利用させたりすることはできません。
複数人のライセンスを会社が所有し、担当者の変更に合わせて割り当て直したい場合はグループ版を利用します。
- 利用者が1人だけ
- 本人がAdobeアカウントと契約を管理する
- 異動・退職時にライセンスを回収する必要がない
- Adobeクラウド上の制作物を会社として管理する必要がない
上記に当てはまるなら、会社で使う場合でも個人向けプランで問題ありません。
個人向けにはCreative Cloud StandardとCreative Cloud Proがあります。生成AI機能や料金の違いはCreative Cloud StandardとProの比較記事で詳しく解説しています。
会社がライセンスと制作物を管理するならグループ版
会社が契約を管理し、従業員へライセンスを付与する場合はグループ版を選びます。
グループ版ではAdobe Admin Consoleから、ユーザーの追加、ライセンスの割り当て・回収、請求、組織のクラウドストレージを一元管理できます。
- 複数人分の契約を会社でまとめたい
- 異動・退職時にライセンスを別の人へ渡したい
- クラウド上の制作物を会社側へ引き継ぎたい
- 契約更新や請求を一つの管理画面にまとめたい
- 会社所有のライブラリや共有ストレージを使いたい
上記の希望がある場合はグループ版を選ぶ必要があります。
「会社が支払う」と「会社が契約を管理する」は別

「法人名義で購入する」という言葉には、支払いとライセンス管理の2つが混ざりやすいため注意が必要です。
| 考え方 | 契約の扱い |
|---|---|
| 会社が費用を負担・経費精算する | 個人向けプランを選ぶ運用も可能。 ライセンスは利用者本人名義のAdobeアカウントが必要 |
| 会社がライセンスを所有・割り当てる | グループ版を選択。 管理ツールのAdmin Consoleから会社が管理する |
つまり、会社が代金を負担するだけなら個人向けを使う余地がありますが、会社の契約として従業員へ付与するならグループ版が必要です。
請求書の宛名や支払方法だけでプランを判断せず、異動・退職時にライセンスとクラウド上の制作物を誰が管理するかで決めると迷いません。
法人向けは「グループ版3種類」と「エンタープライズ版」に分かれる
会社が管理する法人向け契約は、グループ版とエンタープライズ版に大きく分かれます。
グループ版の中には、1つのアプリを使う単体プラン、20以上のAdobe CCアプリが使えるCreative Cloud Proプラン、Adobe StockやIP補償を追加したPro Plusプランがあります。
| プラン | 主な用途 |
|---|---|
| グループ版単体プラン | PhotoshopやIllustratorなど、必要なアプリだけを会社で管理 |
| Creative Cloud Proグループ版 | 20以上のアプリと生成AIを複数人で利用・管理 |
| Creative Cloud Pro Plusグループ版 | Adobe Stockの大量利用や対象生成物のIP補償を追加 |
| Creative Cloudエンタープライズ版 | SSO、集中配布、高度なアクセス制御を全社規模で利用 |
グループ版単体プラン|必要なアプリだけ会社で管理
Photoshop、Illustrator、InDesign、Premiere、Acrobat Proなどから、必要なアプリを選ぶグループ版です。
デザイナーにはIllustrator、経理にはAcrobat Proというように、担当業務に合わせて異なるライセンスを組み合わせられます。
- 特定のアプリしか使わない
- 部署ごとに必要なアプリが異なる
- すべてのアプリを契約するほどではない
Creative Cloud Proグループ版|複数アプリを使う標準的な法人プラン
Photoshop、Illustrator、Premiere、After Effects、InDesign、Acrobat Proなど、20以上のアプリを利用できるグループ版です。
アプリだけでなく、Admin Console、組織で共有するストレージ、アセット回収、180日間のバージョン履歴、専用サポートが含まれます。
利用できるアプリはAdobe CCで使えるソフトの一覧で確認できます。
Creative Cloud Pro Plusグループ版|素材利用とIP補償を強化
Creative Cloud Proの管理機能に、Adobe Stock通常アセットの無制限利用や、条件を満たすFirefly生成物のIP補償を加えたプランです。
広告、Web、映像などの制作本数が多く、毎月多くの素材を購入するチームでは、Stock費用を含めて比較する価値があります。
Creative Cloudエンタープライズ版|全社的なIT管理と統制に対応
SSO、組織全体へのアプリ配布、詳細なアクセス制御、高度なセキュリティとサポートを必要とする中規模・大規模組織向けです。
Adobeは目安として1〜10ライセンスにグループ版、11ライセンス以上にエンタープライズ版を案内しています。
ただし、11人になったら必ず切り替えるという条件ではありません。利用人数よりも、SSO、集中配布、アクセス制御、全社サポートが必要かで判断します。
Adobe CC法人向けプランの料金は「1ライセンスごと」に計算する
グループ版の料金は、使用する従業員ごとにライセンスを購入して計算します。
Creative Cloud Proグループ版を3人で使う場合は、月額11,990円×3ライセンスで月額35,970円です。
1つのライセンスを複数人で共用することはできません。
- 料金は利用人数ではなく必要ライセンス数で決まる
- グループ版は1ライセンスから購入できる
- 単体プランは選ぶアプリによって料金が異なる
- Pro Plusとエンタープライズ版は見積もり
| プラン | 年間プラン 月々払い | 年間一括払い |
|---|---|---|
| 個人向け Creative Cloud Standard | 6,480円/月 | 72,336円/年 |
| 個人向け Creative Cloud Pro | 9,080円/月 | 102,960円/年 |
| グループ版 単体プラン | 3,080円/月〜 1ライセンス | アプリごと異なる |
| Creative Cloud Pro グループ版 | 11,990円/月 1ライセンス | 143,880円/年 1ライセンス |
| Creative Cloud Pro Plus グループ版 | 見積もり | 見積もり |
| Creative Cloud エンタープライズ版 | 見積もり | 見積もり |
グループ版Proは、個人向けProより1ライセンスあたり月額2,910円高くなります。
この差額は「複数人で買う割引」ではなく、Admin Console、ライセンスの再割り当て、アセット回収、組織ストレージ、専用サポートなどの管理機能に対する料金です。
グループ版単体プランの価格はアプリによって異なります。Acrobat Proは月額3,080円、Photoshop・Illustrator・Premiereなどの主要なCreative Cloudアプリは月額5,080円が目安です。
法人向けAdobe CCはライセンス管理の都合で選ぼう
会社管理が不要な場合
\ 個人向けの料金を確認 /
会社が管理する場合
\ グループ版の料金を確認 /
高度なIT管理が必要な場合
\ エンタープライズ版を確認 /
個人版・グループ版・Pro Plus・エンタープライズ版の違い
どのプランでも契約したアプリを利用できますが、ライセンスの持ち方と会社側の管理範囲は異なります。
- 個人向け:利用者本人が契約とデータを管理
- グループ版:会社がライセンス・請求・組織アセットを管理
- Pro Plus:グループ版にAdobe StockとIP補償を追加
- エンタープライズ版:全社配布・SSO・高度な統制を追加
全部のアプリが利用できるCreative Cloud Proプランで比較した場合、法人向けプランの違いは以下の通りになります。
| 比較項目 | 個人向けPro | グループ版Pro | Pro Plus | エンタープライズ版 |
|---|---|---|---|---|
| 主な対象 | 1人の利用者 | 小規模〜中規模チーム | 素材利用が多い制作チーム | 中規模〜大規模組織 |
| 20以上のアプリ | ||||
| Admin Console | ||||
| ライセンスの再割り当て | ||||
| 組織アセットの回収 | ||||
| クラウドストレージ | 100GB | 1TB/ライセンス 組織でプール | 1TB/ライセンス 組織でプール | 1TB/ライセンス 組織で管理 |
| バージョン履歴 | プラン標準 | 最長180日 | 最長180日 | 最長180日 |
| 専用サポート | 通常サポートのみ | 専用サポート | 専用サポート | エキスパートサポートなど 契約内容により異なる |
| SSO・ディレクトリ連携 | ||||
| Admin Consoleからの アプリ配布 | ||||
| 高度なアクセス制限 全社統制 | 一部 | 一部 | ||
| Adobe Stock 通常素材の無制限利用 | 契約内容による | |||
| Firefly出力のIP補償 | 対象機能で利用 | 契約内容による | ||
| 料金 (1ライセンスあたり) | 9,080円/月 | 11,990円/月 | 見積もり | 見積もり |
最大の違いはライセンスを会社が回収できるか
個人向けプランは利用者本人の契約なので、担当者が退職しても会社がそのライセンスを別の人へ付け替える管理機能はありません。
グループ版では、管理者が退職者からライセンスを外し、後任者へ再割り当てできます。人の入れ替わりがある会社ほど、この違いが大きくなります。
1TBのプールストレージは組織全体で融通できる
グループ版では、契約した1ライセンスごとに1TBが組織のストレージへ追加されます。
5ライセンスなら合計5TBとなり、各ユーザーへ1TBずつ固定するのではなく、組織全体の利用量として管理できます。
ストレージ容量は組織全体でプールされますが、各ユーザーのファイルが他の従業員へ自動公開されるわけではありません。ファイルやライブラリを共有する場合は、別途共有設定が必要です。
Pro Plusとエンタープライズ版は強化する方向が違う
Pro Plusは、素材調達と生成AIを使った商用制作を強化するプランです。
エンタープライズ版は、SSO、ディレクトリ連携、より高度なアプリ配布・アクセス制御・全社的なガバナンス、セキュリティなど、IT部門による組織管理を強化します。

Creative Cloudグループ版のメリット
グループ版の価値は、アプリを安く買うことではなく、従業員と制作物を会社の管理下に置けることです。
Admin Consoleで契約状況を一つにまとめられる
管理者はAdmin Consoleから、購入済みライセンス、利用中の従業員、空いているライセンスを一覧で確認できます。
部署ごとに個別契約するより更新漏れや重複契約を見つけやすく、異動時の再割り当ても同じ画面で行えます。
退職者の制作物を会社側へ引き継げる
組織プロファイルや組織のクラウドストレージに保存した対象アセットは、会社側で管理できます。
担当者が退職しても、管理者がアセットを回収して後任者へ引き継げるため、ロゴや制作データが個人アカウントに残るリスクを抑えられます。
プールストレージと180日間の履歴を使える
Creative Cloudグループ版では、1ライセンスあたり1TBのクラウドストレージが組織へ追加されます。
クラウドドキュメントとCreative Cloudファイルは最長180日間の履歴を確認でき、誤って上書きした場合も以前のバージョンへ戻しやすくなります。
専用サポートと共有ライブラリを利用できる
グループ版には専用のテクニカルサポートと、対象プランで利用できる1対1のエキスパートセッションがあります。
会社所有のCreative Cloudライブラリにロゴ、カラー、テンプレートを登録すれば、チーム内で同じブランド素材を共有できます。
Pro PlusならAdobe Stockの調達もまとめられる
Pro Plusでは、Adobe Stockの通常アセットを無制限で利用できます。
対象となるFirefly生成物には利用条件に応じたIP補償も付くため、大量の商用コンテンツを制作する会社では、素材購入費とリスク管理をまとめて検討できます。
Creative Cloudグループ版のデメリットと注意点
グループ版は管理機能が充実していますが、数人で使うだけの会社には過剰になる場合があります。
グループ版は個人向けより1ライセンスあたりの料金が高い
Creative Cloud Proの場合、個人向けは月額9,080円、グループ版は月額11,990円です。
複数ライセンスをまとめ買いするため割引で安くなると思う人もいますが、価格は上がります。
ライセンスの回収や会社所有アセットの管理が不要なら、個人向けを選んだほうが費用を抑えられます。
管理者による初期設定と運用が必要
グループ版を購入しただけでは、従業員が自動的に利用できるようになるわけではありません。
管理者がユーザーを招待し、製品ライセンスを割り当て、退職者や異動者の権限を更新する必要があります。
組織プロファイルの制作物は会社管理になる
個人プロファイルとビジネスプロファイルが表示される場合、保存先によって制作物の管理主体が変わります。
組織のクラウドストレージへ保存したアセットは会社側の管理対象になるため、個人制作物と会社制作物を混在させない運用が必要です。
会社に合うAdobe CCプランの選び方

人数だけでなく、会社がどこまで管理するかを順番に確認します。
- 会社がライセンスを管理する必要があるか
不要なら個人向け、必要ならグループ版へ進む - 必要なアプリは1つか複数か
1つなら単体プラン、複数ならCreative Cloud Pro - Adobe StockとIP補償が必要か
必要ならPro Plusを検討 - SSOや全社配布が必要か
必要ならエンタープライズ版を検討
| 利用状況 | 向いているプラン | 選ぶ理由 |
|---|---|---|
| 1人で利用 | 個人向けStandard/Pro | 会社側の管理機能が不要 |
| 特定アプリだけを会社で管理 | グループ版単体プラン | 必要なアプリだけ割り当てられる |
| 複数アプリを会社で管理 | Creative Cloud Proグループ版 | Admin Consoleと組織ストレージを利用 |
| 素材利用が多い | Creative Cloud Pro Plus | Adobe StockとIP補償を追加 |
| 全社的なIT統制が必要 | エンタープライズ版 | SSO、集中配布、高度なアクセス制御 |
個人向けプランからグループ版へ変更できる
すでに従業員が個人向けCreative Cloudを使っている場合でも、対象プランをグループ版へまとめることができます。
グループ版へ招待された利用者は、条件を満たす場合、既存の個人向けプランを解約してグループ版へ統合できます。招待時には、個人向けプランを継続するか解約するか、クラウド上のアセットをビジネスプロファイルへ移すか個人プロファイルに残すかを選べる場合があります。
個人向けプランを解約した場合は、未使用期間分が日割りで返金され、通常3〜5営業日で処理されます。個人向けとグループ版で利用できるアプリが一致しない場合は、自動解約やアセット移行を選べないことがあります。
アップグレードできる主な条件
- Adobeから直接購入した定期プラン
- クレジットカード、デビットカード、PayPalなどのオンライン決済
- 未払いや支払期限超過がない
- 無料提供中のキャンペーン期間ではない
- 引き換えコードで開始した場合は、コード期間が終了し請求が始まっている
販売店購入や一部プランは自動移行の対象外
販売店から購入した個人向けプランは、個人版からグループ版への自動アップグレードに対応していません。
Fresco、Substance、Acrobat Sign、Fill & Sign、単体アプリとAdobe Stockの組み合わせ、一部のAcrobat PDFサービスなども対象外です。
また、個人向けとグループ版で利用できるアプリが一致しない場合は、個人向けプランの自動解約やアセット移行が表示されないことがあります。
個人向けからグループ版へ変更する流れ
個人向けプランをグループ版に変更する流れは以下のとおりです。
- 会社が必要なグループ版ライセンスを購入する
- 管理者がAdmin Consoleから従業員を招待する
- 購入した製品ライセンスを各ユーザーへ割り当てる
- 対象ユーザーが招待を受け、個人向けプランの統合を選ぶ
- 対象アセットを組織のストレージへ移す
抑えておくべきポイントは以下の通りです。
- 新しいグループ版はアップグレード日に開始
- 対象の個人向けプランは解約
- 未使用期間分は日割りで返金され、通常3〜5営業日で処理
- 次回請求日はアップグレード日を基準に変更
- 移行したクラウドアセットは会社の管理対象になる
Adobe CCの法人契約でよくある質問
会社のメールアドレスや会社の支払いで個人版を使えますか?
はい、使用可能です。
会社のメールアドレスを使うことや、会社が費用を負担することだけでグループ版が必須になるわけではありません。個人向けプランでも、利用者ごとに本人専用のAdobeアカウントとライセンスを用意して業務利用できます。
違いは、会社がAdobe上でライセンスを所有・割り当て・回収するかどうかです。それを行いたい場合はグループ版を選びます。
会社が社員用に個人版を複数契約してもいいですか?
社員ごとに、実際の利用者本人だけが使用するAdobeアカウントと個人向けライセンスを用意するのであれば、会社が料金を負担して個人向けプランを利用することができます。
ただし、社長名義のアカウントを社員へ渡したり、1つのAdobeアカウントを複数人で共有したりすることはできません。
社員の入れ替わりに合わせてライセンスを回収・再割り当てしたい場合や、会社が契約と制作物を一元管理したい場合はグループ版が適しています。
会社名義で契約する場合はグループ版が必要ですか?
会社がAdobe上の契約主体となり、従業員へライセンスを割り当てる場合はグループ版が必要です。
会社が費用を負担するだけなら、利用者本人のAdobeアカウントに紐づく個人向けプランを使う運用もできます。ただし、会社がライセンスや制作物を管理する法人契約にはなりません。
1つのライセンスを複数人で共有できますか?
1つのユーザーライセンスを複数人で共有する契約はありません。
利用する人数分のライセンスを購入し、グループ版ではAdmin Consoleから各ユーザーへ割り当てます。
グループ版は何人から利用できますか?
グループ版は1ライセンスから利用できます。
Adobeは1〜10ライセンスをグループ版、11ライセンス以上をエンタープライズ版の推奨規模としていますが、人数による強制条件ではありません。
個人版を人数分契約するのとグループ版はどちらがよいですか?
料金だけなら個人向けプランのほうが安くなります。
たとえばCreative Cloud Proプランでは、個人向けが月額9,080円、グループ版が月額11,990円です。
請求の一元化、ライセンスの再割り当て、退職者のアセット回収、会社所有の共有ライブラリが必要なら、価格差があってもグループ版が適しています。
従業員が退職した場合、ライセンスと制作物はどうなりますか?
グループ版では、管理者がライセンスを回収して別のユーザーへ再割り当てできます。
組織プロファイルや組織ストレージに保存した対象アセットも会社側で回収できます。ローカル保存だけのファイルは自動回収されないため、保存場所を決めておくことが重要です。
Pro Plusとエンタープライズ版は何が違いますか?
Pro Plusはグループ版の一種で、Adobe Stock通常アセットの無制限利用や、対象となるFirefly生成物のIP補償を追加したプランです。
エンタープライズ版は、SSO、集中配布、詳細なアクセス制御、全社サポートなど、IT管理とガバナンスを強化するプランです。
グループ版でも生成AIを利用できますか?
Creative Cloud Proグループ版では標準生成機能を無制限で利用でき、プレミアム生成機能向けの生成クレジットもユーザーごとに付与されます。
単体プラン、Pro Plus、エンタープライズ版では、利用できるAI機能やクレジット、IP補償の条件が異なります。

Adobeの法人契約まとめ
- 会社で使うだけなら個人向けプランも選べる
- 会社がライセンス・請求・制作物を管理するならグループ版
- 必要なアプリが1つならグループ版単体プラン
- 複数アプリを使うならCreative Cloud Proグループ版
- Adobe StockとIP補償が必要ならPro Plus
- SSOや高度なIT管理が必要ならエンタープライズ版
「会社で使うから法人版」と決めるのではなく、会社がどこまでライセンスと制作物を管理するかで選ぶことが重要です。
1人で使うなら個人向け、会社が従業員と組織アセットを一元管理するならグループ版という基準で選べば、不要な費用を抑えながら適切な管理体制を作れます。
会社管理が不要な場合
\ 個人向けの料金を確認 /
会社がライセンス管理する場合
\ グループ版の料金を確認 /
高度なIT管理が必要な場合
\ エンタープライズ版を確認 /

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