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Creative Cloud「Standard」「Pro」の料金・機能の違いを徹底解説【Adobe】

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【Adobe】Creative Cloud Standard / Proの料金・機能の違いを徹底解説

Creative Cloud Proプランはコンプリートプランの後継プランとなっており、Adobe CCのすべてのソフトが利用可能になる全部入りプランです。生成塗りつぶし生成拡張など一般的な生成AIを回数無制限で使い放題です。

また、新たに新設されたCreative Cloud Standardプランは生成AI機能の利用回数を抑えた廉価プランとなっています。

ProとStandardプランを公式サイトでチェック

最初に、ProとStandardの違いを簡潔にまとめます。

機能・特典Creative Cloud Pro
(コンプリートの後継)
Creative Cloud Standard
(新設プラン)
主な位置付け生成 AIを強化した最上位価格を抑えたライト版
デスクトップアプリ
(Photoshop / Illustrator / InDesign / Premiere Proなど 20+)
利用可能利用可能
モバイル & Web アプリ利用可能制限あり
通常生成AI機能
(画像生成など)
無制限25
プレミアム生成AI機能
(動画生成など)
4,000無し
Firefly Board (β)
コンセプト/ムードボード作成
利用可能利用可能
外部AIモデル利用
OpenAI GPT / Google Imagen / Veo / Flux など
利用可能不可
クラウドストレージ100 GB100 GB
月額料金
(年間契約 月々払い)
9,0806,480
目次

StandardとPro、使用可能なソフトの違い

StandardとProの使用可能ソフトの違いは「モバイル・Web版」だけとなっています。

デスクトップアプリに関してはどちらのプランもすべて利用が可能です。

デスクトップソフトはStandardもProも全部入り

両方のプランで利用可能なソフト

従来の「コンプリートプラン」と同様、下記の主要ソフトを含む20以上のデスクトップアプリがStandard、Proプラン共通で利用できます

代表的なアプリStandardPro
Photoshop / Lightroom & Lightroom Classic利用可能利用可能
Illustrator / InDesign利用可能利用可能
Premiere Pro / After Effects / Audition / Animate利用可能利用可能
XD / Dreamweaver / Dimension利用可能利用可能
Adobe Acrobat Pro利用可能利用可能

Adobe Creative Cloudシリーズのパソコンにインストールするタイプソフトはすべて利用が可能です。

モバイル & Webアプリは使える範囲が大きく違う

アプリStandardPro
Acrobat(モバイル/Web)
Adobe Express(モバイル/Web)
Adobe Fresco(iPad)
Adobe Podcast(Web)
Illustrator(Web)
Photoshop Express(モバイル)
Premiere Rush(モバイル)
フル利用可フル利用可
Lightroom(モバイル)
Photoshop iPad / iPhone
基本機能のみフル利用可
Photoshop Web
Illustrator iPad
Lightroom Web
利用不可フル利用可

モバイルアプリの半数はStandardでも利用が可能ですが、スマホやタブレット用のアプリはPro限定のものもあります。(PhotoshopモバイルやIllustratorモバイルなど)

関連サービスはStandard、Proどちらも利用可能

Adobeのサブスクプランに加入すると利用可能なサービスはどちらのプランにも付属し、差異はありません。

StandardとPro、生成AI関連機能の違い

StandardプランとProプランでは生成AIの利用回数などに大きな差があります。

Proは画像生成AIが使い放題 / Standardは月に約25回だけ

Pro(Creative Cloud Pro)標準の画像・ベクター生成クレジットが無制限で利用可能です。

Standard は毎月25クレジットが付与されます。上記の生成機能は生成1回につき1クレジットを消費するため「25枚の画像生成」や「25回のベクター生成」で上限に達します。生成クレジットは毎月リセットされます。また、追加で生成クレジット購入することもできます。

生成AIは「生成ガチャ」と呼ばれる、何度も生成してみて気に入ったものを使うという工程が多く生まれます。そのため、1つの結果のために何回も生成を繰り返すことになるため25回は実質的には15回程度と考えたほうが良いでしょう。

日常的にPhotoshopを使う場合は高確率で足りなくなるのでCreative Cloud Proがおすすめです。

Creative Cloud Proはプレミアム生成AIが利用可能

前述した通常の生成AI機能とは別に、プレミアム生成AI機能というものがあります。

Proには4,000/月の生成AIクレジットが含まれ、プレミアム生成機能での使用が可能になっています。
Fireflyの「動画生成」「動画延長」「音声翻訳」など 映像・音声系の生成機能で使用可能です。

Standardではプレミアム生成AIが利用できません。動画生成や自動字幕/吹き替えを使用するユーザーはPro一択となります。

プレミアム生成AI機能のクレジット消費量クリックで開閉
機能消費クレジット
Photoshop オブジェクトを回転20
Illustrator ターンテーブル20
Premiere Pro 生成延長100
動画・音声翻訳5
動画生成100
テキスト→アバター(β)10
Firefly Image 510
Firefly Image 4 Ultra20
Gemini 2.5 Flash Image(Nano Banana)10
Gemini 3(Nano Banana Pro)40
動画は1080p @ 24fps 1秒生成の場合

生成クレジットは毎月4,000付与されますが、4,000回動画生成できるわけではなく、生成する動画の秒数や解像度によって消費クレジットが変化します。

外部AIモデルを直接選べるのはProだけ

Proプランでは以前のコンプリートプランではできなかったAdobe以外の画像生成「Google Imagen」など複数モデルを利用可能になります。

ProはFireflyのインターフェース内からOpenAI GPTやGoogle Imagenなどサードパーティー生成AIモデルを直接呼び出しが可能です。

Standardは外部モデルオプションが非搭載。Firefly ネイティブモデルのみの利用に限定されるため、表現バリエーションや品質チューニングの幅が狭まります。

Proで利用可能なサードパーティーモデル例

  • OpenAI GPT
  • Google Imagen
  • Veo
  • Flux

Photoshop内にも外部モデルが統合され、アプリケーション内で他社のAIモデルが使用可能になっていますが、Proプランで付与される「プレミアム生成クレジット」を消費します。

生成 AI & Firefly 機能の違いまとめ

項目StandardPro
標準生成AI
生成塗りつぶし画像を生成生成ベクターなど
25クレジット/月無制限
プレミアム生成AI
動画生成Premiere 生成延長、音声翻訳など
利用不可4,000クレジット/月
(5 秒動画×40 本相当)
Firefly Boards (β)
ムードボード作成
利用可利用可
外部AIモデル利用
OpenAI GPT / Google Imagen / Veo / Flux
利用不可利用可

StandardとPro、価格の違い

StandardはProと比べて年間3万円ほど安くなっています。

2つのプランの料金比較は以下の通りです。

支払い形態StandardPro差額
年間契約・月々払い¥6,480/月¥9,080+ ¥2,600
年間プラン・一括払い¥72,336/年¥102,960/年+ ¥30,624
月々プラン¥10,280/月¥14,480/月+ ¥4,200

支払形態の違いを解説

支払形態月額コスト前払い解約
年間契約・月々払いなし解約月のみ
年間プラン・一括払い最安1年分解約月のみ
月々プランなし好きな月に解約

年間契約・月々払いは1年間の契約縛りがあるものの支払いは毎月。初期コストを抑えつつ月額を下げたい人向け。途中解約は違約金(残り期間の50%)が発生する。

年間一括払いは1 年分を前払いするため最も割安。月換算では年間・月々払いより数百円、月々プランより数千円安くなる。

月々プランは契約期間に縛られず、必要な月だけ利用できる完全フレキシブル型。その代わり月額は年間契約より30〜40% 高く、長期利用には不向き。数ヶ月だけ使いたいときや繁忙期だけライセンスを増やしたい場合に便利。

Standardにすることで浮くコストは?

StandardとPro、1年間の支払総額を比較してみると以下の通りです。

Standardにした場合、Proと比較していくら安くなるのか?

  • 年間契約・月々払い:¥31,200安い
  • 年間プラン・一括払い:¥30,624安い
  • 月々プラン:¥48,000安い

ProとStandardプランを公式サイトでチェック

Creative Cloudプランについてのよくある質問

StandardとPro、2つのプランのおすすめの選び方はある?

超簡単に選ぶのなら「生成AIを使う機会が多いかどうか」で判断するのがわかりやすいです。

生成AI以外にもProとの差があるので、以下の

ニーズおすすめプラン理由
生成AIを月に25回以上使う
画像生成・生成塗りつぶしなど
ProProは通常生成AIを回数無制限で利用可能
プレミアム生成AI機能を使う
動画生成・音楽生成・外部AIモデル利用
ProStandardはプレミアム機能使用不可
コスト優先・AIは少しだけ
デスクトップ中心・画像生成はたまに
Standard主要20アプリそのままで月額 2,600で安い
学生・教職員Pro(学割有)Standardは学割不可
法人/チームPro / Pro PlusStandardは通常版限定

判断基準

  1. 月25クレジット(画像生成約25回)じゃ足りない?
  2. モバイル/Webの制限が業務に影響する?
  3. 外部AIモデルや動画生成を使う予定がある?

これらに 1 つでも「はい」 があるなら Pro、すべて「いいえ」なら Standard が最適です。

StandardからProへ途中でアップグレードできる?

Adobeアカウントの「アカウント管理」からいつでも変更可能です。

差額は日割りで精算され、アプリの再インストールは不要です。

生成AIクレジットは翌月に繰り越せますか?

未使用分は毎月リセットされます。Pro は無制限なので繰り越しの概念自体がありません。

追加の生成クレジットだけ購入できますか?

Fireflyの「追加クレジットプラン」を契約するとStandardでもクレジットを増量できますが、月100クレジット以上使うなら Proの方が割安になります。

StandardでもPhotoshopの生成塗りつぶしなど生成機能は使えますか?

使えますが月に25クレジットを超えると追加購入が必要です。

Creative Cloud Proの4,000クレジットで何ができる?

通常生成においてはクレジットを消費しませんが、プレミアム機能を使用する際にはProプランでもクレジットを消費します。

動画生成であれば5秒の1080p動画を最大40本生成、または14分相当の動画・音声翻訳が行えます。

プレミアム生成AIのクレジットの消費量は以下をご覧ください。

機能消費クレジット
オブジェクトを回転20
ターンテーブル20
動画生成100
動画・音声翻訳5
Premiere Pro 生成延長100
テキスト→アバター(β)10
Firefly Image 510
Firefly Image 4 Ultra20
Gemini 2.5 Flash Image(Nano Banana)10
Gemini 3(Nano Banana Pro)40
動画は1080p @ 24fps 1秒生成の場合

Standardは学生割引や法人契約で購入できますか?

できません。Standardは個人向けのみで、学生・教職員や法人は選択不可です。

契約更新日はどこで確認できますか?

Adobeアカウントの「アカウント管理」から「プランを管理」→「次回請求日」で確認できます。

Pro Plusとは何が違いますか?

Pro Plusは法人向けの「グループ版」にのみある特別なプランです。Adobe Stock無制限やエンタープライズ管理機能が追加されます。100台とかライセンスを購入する大企業向けです。

動画編集がメインなのでStandardでいいですか?

動画編集・動画制作がメインの場合は現在のところStandardプランの適性が高いです。

Standardプランには「Premiere Pro」および「After Effects」さらに「Audition」「Animate」なども付属します。

動画系の生成機能は現状「生成延長」など限られた機能しか存在しておらず、使わなくても困らないという人も多いんじゃないでしょうか?プレミアム生成AIを使いたい場合も、生成機能に月額2600円支払えるかどうか、で判断してみてください。

旧コンプリートプラン契約中です。このままコンプリートプランを契約続行できますか?

コンプリートプランは2025年8月以降の更新タイミングで自動的にCreative Cloud Proに名称変更され、料金も新価格へ移行します。

すでに年間一括払いで支払済みの場合は、コンプリートプランの有効期限が切れるまでProプランを利用可能です。

Creative Cloudプランと単体プラン、どちらを選ぶべき?

利用するソフトによりますが、ソフトの使用個数が3個以上であればCreative Cloudプランのほうがお得になります。

ソフトの使用数が少ない場合は単体プラン、またはフォトプランがおすすめです。

以下の記事にて全プランを対象としたプランの選び方を解説しています。あわせてご覧ください。

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