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Photoshop CCとは?できること・活用例を画像つきで解説

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Photoshopとは? 最強の画像編集ソフトの魅力を徹底解説

Photoshopって、具体的にどんなことができるの?

写真をきれいに整える、背景を変える、文字を入れて作品にする。Photoshopでは、こうした画像編集をひとつのソフトで行えます。

生成AIも搭載され、文章やラフで指示して画像を加工することもできるようになりました。

写真加工からデザインまで、実際の作例を見ながらPhotoshopの魅力を紹介します!

目次

Adobe Photoshop CCとは?

Adobe Photoshop CCとは?

Photoshop(フォトショップ)は、Adobeが提供する写真の編集・加工・合成に特化したソフトです。「フォトショ」とも呼ばれます。

デスクトップ版(パソコン版)は、WindowsやMacにインストールして使います。スマートフォンで撮った写真も編集できます。

「CC」はAdobeのサービス「Creative Cloud」の略です。Photoshop CCは以前の名称で、現在は「Photoshop」と呼ばれています。

Photoshopでできることと活用例

写真の色や明るさを調整するだけでも、下図のように印象を大きく変えられます。

Photoshopでできること

写真加工のほかにも、文字を使ったデザインやイラスト制作まで対応しています。代表的な用途は次のとおりです。

できること活用例
写真の補正・加工明るさや色の調整、肌の補正、古い写真の修復
切り抜き・画像合成背景を透明にする、人物と別の背景を組み合わせる
生成AIによる作成・編集背景の生成、画像の外側の補完、文章やラフによる加工
文字入れ・デザインバナー、YouTubeサムネイル、ポスターの制作
イラスト・ペイントブラシで描く、色や光を加えて作品を仕上げる

Photoshopは、写真・文字・背景を別々に重ねて編集できるのが特徴です。「人物だけを動かす」「文字だけを直す」といった細かな調整ができます。

Photoshopの料金と利用のしくみ

Photoshopは、利用料を払いながら使うサブスクリプション型の有料ソフトです。買い切り版はありませんが契約中は常にアップデートを受けられます。

Photoshopのみを利用する場合は、料金が最安になるフォトプランがおすすめです。

利用方法料金
無料体験7日間無料
フォトプラン2,380円/月
単体プラン3,280円/月

フォトプランは、Photoshopと写真の整理・補正用ソフト「Lightroom」のセットです。単体プランと同じPhotoshopを使えるため、デザインやイラスト制作にも対応します。

他のプランとの違いや購入方法は、Photoshopの料金と選び方で解説しています。

Photoshopが使われる仕事

Photoshopが使われる仕事

Photoshopは、写真や画像を使って伝える仕事で活躍します。職種によって、主に使う機能や作るものが変わります。

  • Webデザイナー:Webサイト用の写真加工、バナーやメインビジュアルの制作
  • グラフィック・DTPデザイナー:広告や印刷物に掲載する画像の合成・補正
  • レタッチャー・フォトグラファー:人物や商品写真の色・質感・細部の調整
  • イラストレーター:描画、着色、光や質感を加える仕上げ

仕事に限らず、旅行写真を整えたり、SNS投稿や趣味の作品を作ったりするときにも使えます。

Photoshopでできる写真加工・画像合成

撮影した写真の補正から、別々の素材を組み合わせる合成まで。Photoshopでできる加工を、実際の作例とともに紹介します。

写真の明るさ・色を調整する

暗く写った写真を明るくしたり、色を鮮やかにしたり。撮影後に写真の見え方を整えられます。

フォトショでレタッチ

明るさ・コントラストやトーンカーブを使うと、明暗の差やメリハリまで調整できます。

写真全体の雰囲気だけでなく、下図のように一部分の色だけを変更することも可能です。

色の置き換え
Photoshopで色を置き換える方法

商品の色違いを見せたい場合や、服の色を背景に合わせたい場合に便利です。

人物や商品の背景を切り抜く

人物や商品だけを残して背景を透明にするのが「切り抜き」です。写真の一部を別のデザインへ使うときに欠かせません。

写真の自動切り抜き

「背景を削除」を使うと、被写体を自動で判別して背景を隠せます。切り抜いた人物を別の背景へ置いたり、サムネイルの素材にしたりできます。

髪の毛などの細かな輪郭も、切り抜いたあとで調整できます。手順はPhotoshopで画像を切り抜く方法で解説しています。

写真に写った不要なものを消す

背景に写り込んだ人や電線、床のごみなどは、削除ツールで取り除けます。消したい部分をブラシでなぞると、周囲に合うように補われます。

コンテンツに応じた塗りつぶし
コンテンツに応じた塗りつぶしで不要なものを消した例

ガラス越しに撮った写真の映り込みを消す反射の削除もあります。

別々の写真を自然に合成する

切り抜いた人物を別の場所へ置くなど、複数の写真を組み合わせて一枚の画像にできます。

合成した素材を背景になじませたいときに便利なのが「調和」です。色・明るさ・影などを、背景に合わせて自動調整します。

Photoshopの調和で人物を背景になじませた合成例
人物を背景に合わせて調和
調和の使い方

素材の向きが合わない場合は、オブジェクトを回転で別の角度の画像を生成することもできます。

風景写真の空を置き換える

曇り空を青空や夕焼けに変えたい場合は、「空を置き換え」を使います。

風景写真の空を置き換える

空の部分が自動で判別され、風景に合わせて境界や色味も調整できます。撮影した写真を使って、時間帯や天候の違う表現を作れます。

人物の肌や表情を整える

人物写真は、肌をなめらかに整えたり、表情や年齢の印象を調整したりできます。下図はニューラルフィルターによる加工例です。

ニューラルフィルタ例
自動加工のみ

フィルターを選んでスライダーを動かすと、変化を見ながら調整できます。手作業のレタッチと組み合わせれば、細かな部分まで仕上げられます。

白黒写真をカラー化し、古い写真を修復する

Photoshopの「カラー化」では、白黒写真を解析して自動で色を付けられます。

Photoshopで白黒写真をカラー化した加工例
白黒写真にAIで色を付けた例

白黒写真のカラー化は、AIが色を推測して着色します。撮影当時と同じ色を再現する機能ではありません。

色あせや傷がある写真は、「写真を復元」で見え方を整えられます。下図のような古い写真にも活用できます。

Photoshopで古い写真を修復した加工例

自動処理で残った傷を手動で直したり、カラー化を組み合わせたりする方法は古い写真を復元する方法で解説しています。

小さな画像を高解像度化する

小さく保存された写真を大きく使いたいときは、「生成アップスケール」が便利です。AIが細部を補いながら画像を拡大します。

生成アップスケールで画像を拡大した例
Topaz Bloomで4倍にアップスケール
生成アップスケール後の髪の毛のディテール比較
髪の毛の部分を拡大

拡大の手順やAIごとの仕上がりの違いは、生成アップスケールの使い方で解説しています。

AIが細部を描き足すため、元の顔や文字の形が変わることがあります。

画像を拡大する機能には、次の「スーパー解像度」と「スーパーズーム」もあります。

写真の解像度を上げるスーパー解像度
縦横を2倍に拡大するスーパー解像度
スーパーズームで低解像度の画像を拡大した例
スーパーズームによる画像の拡大

生成AIで画像を作る・編集する

手元の写真を加工するだけでなく、写っていないものを作り出すこともできます。言葉やラフでアイデアを伝え、画像として試せるのが生成AIの魅力です。

選んだ場所に物を追加・変更する

「生成塗りつぶし」では、選択した範囲へ文章で指定した内容を生成できます。画像に物を追加したり、服装を変えたりするときに使います。

ジェネレーティブフィルの例

追加したい素材を別に撮影したり探したりせず、その場で複数の案を試せます。生成結果はあとから通常の編集機能で仕上げられます。

新しい画像や背景を生成する

文章でイメージを伝えて、新しい画像や背景を作れます。目的に応じて、次の機能を使い分けます。

やりたいこと使用する機能
文章から写真風の画像やイラストを作る画像を生成
人物や商品を残して背景を作り替える背景を生成

たとえば商品の写真に、スタジオ風や屋外風の背景を合わせるといった使い方ができます。広告やバナーの背景案を作るときにも便利です。

写真の外側を広げて余白を作る

「生成拡張」は写真の外側に新しい背景を描き足す機能です。横幅が足りない写真を、被写体を切らずに横長へ広げられます。

生成拡張で写真の外側に背景を描き足した例
生成拡張の使い方

写真の横にキャッチコピーを置きたい場合や、縦長の写真をバナーに使いたい場合に役立ちます。

文章・文字・ラフで編集を指示する

生成AIを使った編集では、「帽子をベージュにする」など、変更したい内容を文章で伝えられます。

「マークアップ」では、画像に文字やラフを書き込み、変更する位置や形を伝えられます。

文字やラフで画像の編集内容を指示したマークアップの例
文字やラフで指示するマークアップの使い方

参考にしたい写真があれば、「参照画像」で形や見た目を指定することもできます。

参照画像を使って生成する内容を指定した例
参考画像を使って生成する参照画像の使い方

AI編集をシンプルな画面で行える、「AIアシストエディター」もあります。

AIアシストの編集画面
生成AI機能に特化した編集画面
AIアシストの使い方

生成に使うAIは、AdobeのFireflyのほか、GeminiやGPT imageなどの外部モデルからも選べます。

AI生成には「生成クレジット」という利用枠があります。通常の写真補正や文字入れでは、この枠を消費しません。

文字入れ・バナー・サムネイルを作る

Photoshopは、写真と文字を組み合わせたデザインにも向いています。文字をそのまま載せるだけでなく、質感や影を付けて表現できます。

テキストを自然に合成

文字に縁取り・影・グラデーションを付ける

文字を目立たせたり、立体的に見せたりする加工には「レイヤースタイル」が便利です。

テキストを自然に合成

レイヤースタイルでは、縁取り・影・グラデーションなどを重ねて文字を装飾できます。効果を加えたあとも文字を打ち替えられます。

文字をアーチ状に曲げることもできます。文字装飾と変形の基本は次の記事で解説しています。

文字を布や紙の写真になじませる

布や紙に文字が印刷されているような加工も可能です。写真のしわや質感に合わせて、文字を変形させてなじませます。

テキスト加工もかんたん

Tシャツのプリント案や、壁に描いた文字のイメージを作るときに便利です。凹凸や色を合わせる方法は次の記事で解説しています。

バナー・サムネイル・アイキャッチを作る

人物の切り抜きに文字を組み合わせると、YouTubeのサムネイルや広告バナーを作れます。写真加工と文字装飾をPhotoshopだけで行えます。

同じ素材からサイズ違いの画像を作る場合は、アートボードで複数のデザインを並べて管理できます。

イラスト・デジタル絵画を描く

Photoshopは写真を扱うだけでなく、ブラシで直接絵を描くこともできます。ラフから着色、仕上げまで一つのソフトで進められます。

ペインティングとドローイング

ブラシを追加して描き味を変える

ブラシを変えると、鉛筆や水彩、かすれた絵の具など、さまざまな描き味を表現できます。

無料で追加できるブラシ

公開されているブラシを読み込むほか、自分で描いた模様からオリジナルのブラシを作ることも可能です。

Adobeが配布するブラシは、Photoshop用ブラシのダウンロードページから追加できます。読み込み方や作成方法はブラシツールの使い方で解説しています。

描いた作品に光・色・質感を加える

完成したイラストへ光やぼかしを加えたり、色を整えたりする仕上げにも向いています。

ペイント作品をPhotoshopで仕上げる

FrescoやProcreate、CLIP STUDIO PAINTなどで描いた作品を、Photoshopへ持ち込んで加工する使い方もできます。

  • 光や影を加えて立体感を出す
  • 全体の色調をそろえて雰囲気を変える
  • 背景を合成し、ぼかして奥行きを出す
  • ブラシで粒子や光のエフェクトを描き足す

Photoshopに関するよくある質問

初心者が気になる操作の難しさや、対応端末、似たソフトとの違いを解説します。

絵が描けない初心者でも使えますか?

写真の補正・切り抜き・文字入れは、絵が描けなくても始められます。手元の写真を読み込み、マウスで操作して加工します。

スマートフォン・iPad・Webブラウザでも使えますか?

Photoshop各版には、パソコンにインストールするデスクトップ版のほか、次の種類があります。

使える機能や無料・有料の範囲は、版ごとに異なります。選び方はPhotoshop各版の種類と違いで解説しています。

Illustratorとは何が違いますか?

写真の補正・合成はPhotoshop、ロゴや図形の制作はIllustratorが得意です。主に扱う画像の仕組みが異なります。

ラスタ形式とベクトル形式の違い(図)
Photoshopは小さな点(ピクセル)、Illustratorは点と線で画像を表現

Illustratorで作ったロゴや図形は、拡大しても輪郭がきれいです。制作物に合わせた選び方はPhotoshopとIllustratorの違いで解説しています。

Lightroomとは何が違いますか?

たくさんの写真の整理・一括補正はLightroom、細かな修正や複雑な合成はPhotoshopが得意です。

撮影した写真をLightroomで選別・補正し、加工したい一枚をPhotoshopで仕上げる使い方もできます。詳しい使い分けはPhotoshopとLightroomの違いで解説しています。

動画やアニメーションも作れますか?

画像をコマ送りにしたGIFアニメーションを作れます。動きのあるバナーなどに利用できます。

静止画をAIで動かしたい場合は、Photoshopで整えた画像をFireflyへ送り、動画を生成する方法があります。流れはPhotoshopの画像から動画を作る方法で解説しています。

Photoshopの使い方と学習方法

Photoshopは多機能ですが、最初からすべて覚える必要はありません。作りたいものを一つ決めて、必要な機能から使うと学びやすくなります。

Photoshop CCの使い方と学習方法

基本操作を覚えて、一つ作品を作る

初心者の方は、画像を開く・移動する・文字を入れる・保存する、といった基本操作から始めましょう。画面の見方は次の記事で解説しています。

基本操作を覚えたら、手元の写真で小さな作品を作ってみてください。目的に合わせて、次のような練習ができます。

作りたいもの最初に練習すること
きれいな写真明るさや色を調整し、加工前と比較する
写真の合成人物を切り抜いて、別の背景に重ねる
サムネイル写真に大きな文字を入れ、読みやすく配置する
イラストブラシで描き、レイヤーを分けて色を塗る

写真の色や構図を整える考え方は写真レタッチ・画像編集の基本で解説しています。

写真や文字を分けて編集し、保存する

写真や文字を別々に重ねて管理する仕組みを「レイヤー」といいます。透明なシートを重ねるようなイメージです。

背景・人物・文字を別のレイヤーにしておくと、文字だけを直す、人物だけを動かすといった修正ができます。

作った画像は、あとから編集するためのファイルと、SNSなどで使う画像を分けて保存します。

目的保存形式
あとから文字や配置を直すPSD:レイヤーを分けた状態で保存
SNSへの投稿・画像の共有JPEG・PNG:完成した一枚の画像として保存

JPEGやPNGなら、Photoshopを持っていない人にも画像を渡せます。

本で体系的に学ぶ

順序立てて学びたい場合は、入門書を一冊選び、付属の素材で作品を作りながら進めるのがおすすめです。

基礎から学べる本と、レタッチや表現の幅を広げる本を分けて紹介しています。

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