
Adobe CCって種類多すぎて価格がどうなってるのかさっぱりわからん…

Adobe CCの値段設定はいろいろあってわかりにくいので『あなたはどれを買うべきか』を超わかりやすく解説します

Adobeのソフトウェアの販売形態について
- 契約不要のパッケージ版(CS)
- サブスクリプションタイプ(CC)
買い切りとなるパケージ版のCSシリーズは販売終了しており現在購入可能なのはサブスク形式のAdobe ccのみになります。
詳しくは後述します。
Adobe CCの価格を徹底解説

Adobe Creative Cloud(Adobe cc)の料金プランは大きく分けて3種類

- 単体プラン:ソフト1つだけ使用可能
- フォトプラン:PhotoshopとLrが使用可能
- コンプリートプラン:すべてのソフトが使用可能
結論から言うと単体プランを2つ契約するより全ソフト利用可能なコンプリートプランのほうが得なので2つ以上のソフトを利用したい人はコンプリートプランを選びましょう。
販売ページでのプランは上記3種類ですが、実はもう1種類『Adobe公認のオンラインスクール』を利用したお得な購入法がありますのであわせてご紹介します。
Adobe cc 価格一覧表
プラン名 | 月々プラン | 年間プラン 月払い | 年間プラン 一括 |
---|---|---|---|
単体プラン | ¥3,480 | ¥2,480 | ¥2,180 |
フォトプラン | なし | ¥980 | ¥980 |
コンプリートプラン(通常) | ¥8,980 | ¥5,680 | ¥5,480 |
コンプリートプラン(アカデミック) | なし | なし | ¥3,028 |
価格表を見てもらえば一目瞭然ですが、年間プランの一括払いがもっとも単価が安くなります。
そしてコスパが最も高いのはアカデミック(このアカデミックは社会人じゃなくても購入が可能)
- 月々プラン:ひと月ごとに更新
- 年間プラン(月払い):年間更新、毎月払い
- 年間プラン(一括払い):年間更新、一括払い
年間プランは1年後の解約月にしか解約できず、中途解約には違約金(残り代金の50%)が発生します。
※ ただしオンラインアカデミー版は更新契約が無いため違約金は発生しません。
コンプリートプランは通常タイプだと65,760円(年)ですが、Adobeの公認スクールで購入すると36,346円(年)で購入する事が可能。
これは社会人でもAdobe公認のオンラインスクールに入ることでAdobe CCを学割購入できちゃうという超お得な裏技。
オンライン講座+Adobe CC1年分がついて普通に買うよりも安くなるのでこれを買うのが一番安いっていうのは間違い有りません。


なんでそんな安くなるん?なにか罠があるの?

Adobe社公認のオンラインスクールだから学割価格で買えるんだよ。ただスクールってことで法人名義では買えないのでそこだけ注意
フォトプランはPhotoshopとLightroomのセットがお得に利用できるプランです。
Photoshopしか使わないって人はこのプランが最安。
単体プラン価格詳細
単体プランでは、一部のマイナーソフトは少し安くなっているものがありますのでソフト個別の価格表も記載しておきますね。
ソフト名 | 月々プラン | 年間(月払い) | 年間(一括) |
---|---|---|---|
Photoshop | 3,480円 | 2,480円 | 26,160円 |
Illustrator | 3,480円 | 2,480円 | 26,160円 |
InDesign | 3,480円 | 2,480円 | 26,160円 |
Premiere Pro | 3,480円 | 2,480円 | 26,160円 |
After Effects | 3,480円 | 2,480円 | 26,160円 |
Dreamweaver | 3,480円 | 2,480円 | 26,160円 |
Dimension | なし | 2,480円 | 26,160円 |
Animate | 3,480円 | 2,480円 | 26,160円 |
Audition | 3,480円 | 2,480円 | 26,160円 |
Spark | なし | 980円 | 11,760円 |
Premiere Rush | なし | 980円 | 11,760円 |
Lightroom | なし | 980円 | 11,760円 |
Acrobat Pro | 2,680円 | 1,580円 | 18,960円 |
Adobe XD | なし | 1,180 | 9,980円 |
InCopy | 880円 | 580円 | 5,760円 |
一部ソフトは料金が安くなっていますが主要なソフトは高いですよね。
コンプリートプランは定額でこれらすべてのソフトが使用可能と考えると超割安。
学生や教職員の学割価格
学生・教職員の場合はAdobe Creative Cloudコンプリートプランを月額2,980円(税別)で利用可能です。
初年度割引もあるので学生や教員の場合はAdobe公式サイトの学割で購入するのが一番お得。
Adobe 動画編集ソフトの価格について
Adobe CCの動画編集ソフトは4つもあり、単体プランが良いのかどれを選べばいいか迷っちゃいますよね。
- Premiere Rush:980円
- Premiere Pro:2,480円
- After Effects:2,480円
- Animate:2,480円
Rushが安いので選びたくなっちゃうんですが、動画編集には『Premiere Pro』と『After Effects』の両方を使うのが基本になります。
単品プランでの購入も可能ですがコンプリートプラン推奨です。
アニメーション動画を作成したい場合はAnimateが便利。
DTP関連ソフトの価格について
印刷関連(DTP)で利用される主なソフトは下記の3つ
- Illustrator:2,480円
- Photoshop:2,480円
- InDesign:2,480円
印刷業務を行う場合も単体プランでは足らないことが多いのでコンプリートプランを推奨。
1枚ものはIllustratorのみでも十分ですが、ページものはやっぱりInDesignが便利。
Adobe CSシリーズの価格(旧シリーズ)

冒頭でも少し触れましたが、パッケージ版は平成24年に完全に終了しています。
CSシリーズはパッケージを購入すればその後ずっと使えてお得に見えるかもしれませんが実は結構割高でした。
Adobe CS6シリーズの価格一覧
CS6 パッケージ版 | 価格 |
---|---|
Photoshop | 92,400円 |
Photoshop Extended | 131,250円 |
Illustrator | 78,750円 |
InDesign | 93,240円 |
Premiere Pro | 98,175円 |
After Effects | 131,250円 |
Audition | 40,950円 |
Dreamweaver | 49,875円 |
Master Collection | 334,950円 |
現在でもCSシリーズを欲しがる人もいますが、実はパッケージ版の価格は上記のようにかなり高くなっており10年以上使い続けなくては元が取れません。
CSシリーズを買うべきでない3つの理由
CSシリーズの致命的なデメリットは主に下記の3つ
- 価格が割高
- アップデートできない
- サポートされていない
この他にもデメリットは多々あるんですが、特にこの3つが大きいですね。
CSシリーズの後継である現在のCCシリーズですが、販売当初は5,000円でしたが現在では値上げされ5,480円となっています。
しかしオンラインアカデミックを利用することで3,000円になるのでパッケージ版ほどの割高感は感じません。
パッケージ版は購入後ずっと使えるんですがアップデートできないため旧世代の機能しか使用できません。
最新のAdobeSenseiの恩恵を受けることが出来ないというのはかなり致命的。
さらに致命的なのがサポートが終了しているという点。

最新のOSで使えないからと古いパソコンを使い続けている人もいますが…セキュリティ的に危険です
2019年以降のmacOSでは起動すらできないのでAdobe CSシリーズは現行のMacでは完全に使えません。

結論、CSシリーズをいま買うのはNG!
最新のCCシリーズを買いましょう
あなたに最適なAdobe CCの料金プランは?

最後に価格を抑えつつ、もっともお得に買う方法をまとめます。
- 学生・教職員:学割プラン
- ソフトを1つしか使わない:単体プラン
- PhotoshopとLrしか使わない:フォトプラン
- ソフトを2つ以上使う:コンプリートプラン
- 法人名義で購入:コンプリートプラン(通常)
こんなふうに選べばOK
フォトショップしか使わない場合
基本的に私が勧めるのはフォトプランorコンプリートプランの2択です。
フォトプランは単品プランと違ってコスパが高いのでフォトショだけでいいっていう場合はフォトプランがピッタリ。
フォトプラン:980円
コスパ最強はコンプリートプラン
『Illustratorしか使わないから』とか『Premiere Pro』しか使わないからなんて言って単品プラン使うと後悔することが多いです。
- 別の事もやりたくなった
- ソフトの使い分けが必要
- ソフト単品では出来ないことがある
最初は月1,000円だけでもと節約して単品プランにしたところで高確率で下記のような後悔が生まれます。
- YouTube用にPremiere Proを買ったけどサムネを作りたくなった…
- Photoshopじゃ名刺やポスターのアウトラインが取れない…
- After Effectsだけじゃ作業効率が悪いからプレミア欲しい…
少し上乗せするだけですべてのソフトウェアを最新のバージョンで使えるコンプリートプランにしておけば後悔無し!
\オンライン講座がついて36,346円/
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