「After Effectsが欲しいけどプランがたくさんあってよくわからない」そんな人向けにAfter Effectsの価格とプランについて詳しく解説します。
結論から先にいうとAfter Effectsを買うのにおすすめの方法は以下のとおりです。
- After Effectsのみを使う:After Effects単体プラン
- After Effects以外にもAdobeソフトを使う:コンプリートプラン
Adobe CC After Effectsの値段
After Effectsの通常価格です。
Adobe 公式サイト
Adobe 公式サイトでは3つの支払いプランが用意されています。
After Effects単品価格(すべて税込み)
- 月間プラン:4,980円/月
- 年間プラン[月払い]:3,280円/月
- 年間プラン[一括払い]:34,680円/年
年間通してではなく、1月だけ使いたいという場合には月間プラン以外の選択肢がありません。
とはいえ1ヶ月だけの月間プランは月額4,980円とかなり割高。
Amazon・楽天
Amazonや楽天での販売は終了してしまいました。
Amazonで購入できるAdobe CCは下記の3つ。
- Photoshop
- Illustrator
- コンプリートプラン
現在Premiere ProやAfter Effects等といった他のAdobe CC製品の単品購入は公式サイトのみとなっています。
After Effectsは学割購入の対象外
Adobeは学生向けに学割価格で提供していますが、After Effectsの単体プランは学割の対象外です。
Adobe CC全45種のソフトが入ったコンプリートプランは学割対象なので学生であれば学割のコンプリートプランを選ぶのが良いでしょう。
コンプリートプラン学割価格:26,162円(2年目は43,322円)
詳しくは以下の記事をご覧ください。
社会人でも購入可能なアカデミック版
学生・教職員以外は学割で購入することはできませんが、Adobe公認のオンラインスクールであれば社会人であってもAdobe CC付きプランで購入が可能です。
公認アカデミック版は全ソフトが利用し放題のコンプリートプラン1年分とオンライン講座がセットになって39,980円(年額)となっています。ひと月あたり3,331円でAfter EffectsだけじゃなくPremiere ProやIllustratorなども使えるのでおすすめです。
- Adobe公認
- 完全正規品
- 完全同一品
アカデミック版の購入方法はかんたん「たのまな」や「アドバンスクール」などのAdobe公認のプラチナスクールで購入することで社会人であっても学割価格で購入することが可能になります(追加料金無しでオンライン講座まで付属)
After Effectsの買い切り版は?
以前販売されていたパッケージ版の買い切りソフトはどうなってしまったのか、解説します。
買い切り版は2012年のCS6シリーズを最後に販売終了しました。
現在ではサポートも完全に終了しています。
今でもAfter Effectsの買い切り版を買うことは出来る?
今でもAfter Effectsの買い切り版CSシリーズを買うことは可能です。
ですが、絶対にオススメしません。
CSシリーズを今買うことによるデメリットが大きすぎるためです。
After Effects CS 買い切り版のデメリット
2020年現在After EffectsのCSシリーズを買う事によるデメリットは下記の5つです。
- ソフトが古すぎる
- OSが対応していない
- アップデートできない
- サポート対応されていない
- ライセンスが停止されるリスクがある
- 認証システムのサポート終了
まぁ言うまでもなく、買い切り版で一番新しいCS6を購入したところで10年も前の古いソフトです。
2013年以降に搭載された新機能が全て使えません。
更に最新のOSに対応していないため起動すらできなくなっています。
そして2023年には認証システムのサポートが終了が予定されています。
中古販売はライセンス違反のリスクあり
メルカリやヤフオクなどで販売されているものは基本的にすべてライセンス違反になります。
Adobeは届け出書類なしの譲渡を認めていないため、いつライセンスが停止されて使えなくなるかわかりません。
もし動かなくなってもサポート対応はありませんし、泣き寝入りです。
サブスク版はメリットだらけ
買い切り版を欲しい人には悲報かもしれませんが、サブスクも慣れるとめちゃくちゃ良いです。
- 常に最新のバージョンにアップデート可能
- 1つのライセンスでPC2台にインストール
- オフラインでも使える
- サポートが切れない
- 最新のOSに対応
Adobe CCは常に最新バージョンを利用できるだけでなく、一つ前のバージョンも同時にインストール&使用が可能です。
(例えばAfter Effects2021もAfter Effects2022を同時に使用することができる)
最新のバージョンが出てすぐにアップデート出来るっていうのはすごく大きなメリットです。
技術進化の早いソフトウェアは古いソフトの買い切り版を買って長く使うより、最新技術が搭載された新バージョンを使いましょう。
Adobe cc After Effectsを安く買う方法
After Effectsを最も安く利用することができるのは「After Effects単体プラン(年間一括払い)」です。
値段は上がってしまいますが、全部のソフトが使える「コンプリートプラン」は2〜3以上のソフトを使う予定があるのであればコストパフォーマンスが良いのでおすすめです。
また、学生や現在勉強中という方はAdobeの学割を利用するのも手です。
- After Effectsを最安で使えるのはAfter Effects単体プラン(ひと月あたり2,890円)
- コスパが良いのは全Adobe CCソフトが使える「コンプリートプラン」(ひと月あたり7,240円)
- 学生やこれから勉強するという人は「Adobeの学割」(初年度 月2,180円、2年目以降 月3,610円〜)
※ 価格はすべて年間一括払いにした場合(毎月払いだと少し高くなります)
自分の状況によって最適なプランは異なります。
After Effectsしか使用しない場合は単体プランが最安です。
他のAdobeソフトも必須
After Effectsのみの利用っていう人はあまり多くないのではないでしょうか。
特に下記のAdobeソフトはAfter Effectsとの連携でよく利用します。
- Photoshop
- Illustrator
- Premiere Pro
- Audition
中でも一番使うのはPremiere Proでしょうかね。
参考:Premiere ProとAfter Effectsの違い、使い分けについて
このように他のソフトを使う場合はコンプリートプランのほうがコスパが良くなるので検討してみてください。
After Effectsを安く買う方法まとめ
- After Effectsを最安で使えるのはAfter Effects単体プラン(ひと月あたり2,890円)
- コスパが良いのは全Adobe CCソフトが使える「コンプリートプラン」(ひと月あたり7,240円)
- 学生やこれから勉強するという人は「Adobeの学割」(初年度2,180円、2年目以降3,610円〜)
After Effectsのみで他のソフトは一切使わないっていう場合は単体プランが最安です。
単純に使うソフトがAfter Effectsのみなのか、2つ、3つ使うのかで選べばOK
学生や勉強目的で購入するという方は学割やアカデミック版がおすすめです。
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