
Adobe CS6を使用しているけど新しくMacを買ったら使えるのか不安…

現在販売されているMac製品にはmac OS 10.15 Catalina以上が搭載されているのでCS6は利用できません

まじか…どうすればいい?

Mac OSのCS6対応バージョンや現在CS6を持っている人がどうするべきか詳しく解説しますね
Adobe CS6に対応しているMac OS Xバージョン

CS6は完全にサポートが終了しており、ついに2019年にリリースされたMacOS Catalinaでは起動もできなくなりました。
現在最新のVenturaや一つ前のBigSurでも起動ができず、AppleチップM1モデルへの対応も行われないので今後とも最新OSおよび最新端末での利用は不可能となります。
CS6の最終対応バージョン一覧
Adobe CS6 個別ソフト | 最終対応バージョン |
---|---|
Photoshop CS6 | 10.9 Mavericks |
Illustrator CS6 | 10.8 Mountain Lion |
InDesign CS6 | 10.9 Mavericks |
Premiere Pro CS6 | 10.9 Mavericks |
After Effects CS6 | 10.11 El Capitan |
Mac OS Xの最終対応バージョンは一番古いもので2012年リリースの10.8 Mountain Lionになります。
CS6を無理やり使用できたのも macOS Sierraまで
正式対応は上記のとおりですが、一部の機能が使えなくなったり不具合が出たりするものの10.11までは起動が可能でした。
しかし、Sierra以降では『Java 6 SEランタイムをインストールする必要があります』とエラーがでて使用不可に。
保障のない非公式な方法で無理に起動する人もいましたが、ついに2019年リリースのCatalina以降、CS6は完全に使えなくなりました。

普通に動くのは10.11くらいまで
無理やり動かせるのは10.14まで!
mac OS 10.15 Catalina以降のバージョンで使えない理由
mac OS 10.15 Catalinaでは32bitアプリがすべて廃止されました。
これはAdobe製品だけでなくあらゆる32bitソフトウェアが対象です。
CS6には64bit版もありましたがAdobeアプリの認証を行うAdobe Application Managerが32bit版しか無いため起動できず、すべてのAdobe CSが利用できなくなりました。

もしもAAMが64bit版だったら使えたかもしれません
CSシリーズのライセンスシステムもサポート終了
古いパソコンおよび旧OSであればライセンス認証を行い、CS6をインストール&利用することができましたが2023年1月31日をもってログインサポートが終了します。
これによりmacOSだけでなくWindowsでも利用が不可能となります。
過去にインストールして利用しているものはそのまま使い続けることができますが、再インストールや再ライセンス認証ができなくなります。
CS6を使用できるMacを手に入れる方法は?
CS6が使用可能なMacを入手する方法は2つ。
- 古いOSの入った中古品を購入
- CatalinaからOSをダウングレード
結論から言うと、メリットがまったくないのでどちらもおすすめしません。
現在発売されているApple Mac製品はすべてMontereyまたはVentura搭載
2022年11月現在、発売されている新品のMacにはすべてMontereyまたはVenturaが搭載されています。
(整備済品や発売時期が古い端末はmacOS Monterey Ver.12.2以上が搭載されており、最新端末にはVentura Ver.13が搭載されます)
旧機種を整備した整備済品でも古くても2つ前のBig Sur Ver.11.2以上が搭載されているためCSシリーズは動きません。
そのため新たに旧バージョンのmacOS搭載PCがほしいと思ったら中古、または新古品を探すしか方法がありません。
CatalinaまたはBigSurからダウングレード
うっかりアップグレードしてCS6が起動しなくなってしまったという場合にはTime Machineを利用したダウングレードが可能。
もしバックアップがない場合はインストールディスクを作成する必要がありますが超面倒だしダウングレードして使えなくなる可能性もあるのでマジでおすすめしません。

中古macや古いOSを使い続けることはホントやめたほうが良いです
古いmacOSを使い続ける危険性
中古品を使うにしてもダウングレードをするにしても古いOSを使い続けなければいけないので最新機能を使えないだけでなく、セキュリティ上の懸念がつきまといます。
脆弱性が放置された旧OSを使用していて取り返しのつかない被害に合う可能性もあるので合理的な理由がない限りは下記の方法でCCに移行しましょう。
CSシリーズを卒業してCreative Cloudに移行しよう
2012年にリリースされたAdobe Creative Suite(CS)の最終バージョンであるCS6もとっくにサポートが終了し最新のmacOSでは起動すらできなくなりました。
印刷業務でバージョンが重要という場合もあるかもしれませんが、基本的には旧OSで無理にCS6を使うのはやめましょう。
CSシリーズのデメリットと最新バージョンのメリット
CSシリーズのデメリットは多々ありますが、全ソフト共通しているのが下記の3つ。
- Adobe CCの最新機能が使えない
- macOSの最新機能が使えない
- セキュリティリスクに晒される
現在のAdobe CCはかなりコスパがよく、後述しますが全部のソフトが利用可能なコンプリートプランが3000円ちょいで購入可能な技もあります。
更にAdobe CCはアップデートが常に無料でいつでも最新バージョンを使うことが可能。
Photoshop 2020もめちゃくちゃ便利

2020年秋にリリースされたmacOS Big Sur 10.16はデザインが一新され、パフォーマンスやプライバシー保護が大きく向上する大きなアップデートとなりました。
また、最新のmacOSやM1 macはめちゃくちゃ便利なので、常に最新OSで使いたいところ。
最新のApple製チップM1に最適化されたネイティブ版も順次リリースされており、現在ではほぼすべての主要ソフトがネイティブ対応完了しています。
CCは環境に応じたアップデートがいつでも無料でできるというのも圧倒的なメリットですね。
Adobe CCを安く買う方法
Adobeの公認スクールを利用することでオンラインスクール+Adobe CCコンプリートプランのセットが39,980円で買えちゃいます。

通常価格は72,322円なのでめちゃくちゃお得
Adobe CC全ソフト利用可能なコンプリートプランにオンライン講座が付くのになぜ安くなるのか?
安い理由は以下の記事で詳しく解説しています。

コンプリートプラン以外が欲しい人は
上記のコンプリートプランが一番コスパがいいんですが、ソフト1つだけ使いたい人やPhotoshopしか使わない人などは下記のプランを選ぶと支出を抑えられます。
あなたに最適なプランがすぐにわかるので参考にしてみてください。
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