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【Vtuberに最適】Adobe Character Animatorとは?Webカメラでキャラクターを動かそう

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【Vtuberに最適】Adobe Character Animatorとは?Webカメラでキャラクターを動かそう

気軽にVtuberをはじめられる「Adobe Character Animator」について詳しく解説します。

目次

Adobe Character Animatorとは? できること

Adobe Character Animatorとは? できること

Adobe Character Animatorとは表情豊かな生き生きとしたキャラクターアニメーションを作成するためのソフトです。

パソコンのカメラ&マイクと連動して表情を変えたり音声に合わせて口を動かしたりできます。

さらにリアルタイムで人の動きをトラッキングして反映するライブストリーミング機能も備わっているので他のアプリケーションと連動してキャラクターを操作することも可能。

Adobe Character Animatorでできること

具体的にどんな事ができるのか?

Character Animaterは「キャラクターを動かす」ことに特化しており、以下のような機能を備えています。

  • Webカメラを使って人の動きをキャラクターに反映
  • マイクや音声トラックに合わせるリップシンク
  • PhotoshopやIllustratorのレイヤー読み込み
  • 部品ごとの細かい微調整(まばたき、髪の毛の揺れなど)
  • 地面検出により手足の動きも反映(ジャンプやダンスなど)
  • テンプレートからキャラクター制作
  • 他デバイスやアプリでストリーミング
  • Adobeの動画編集ソフトとの連携

最大の特徴は「人の動きに合わせてキャラクターが動くカメラトラッキング」や「音声認識による表情変化機能」ですね。

その他、キャラクターアニメーションソフトとして必要な基本機能は網羅しています。

Vtuberデビューに最適

Character AnimatorでVtuberデビュー

Character Animatorはバーチャルキャラクターを使って活動するVtuberに最適です。

ストリーミング機能も備えているので作成したキャラクターをYouTubeライブで使ったりすることも可能。

専門知識が必要で敷居が高かった作業もCharacter Animatorだけで解決します。

Vtuberに最適な理由

  • キャラクターのモデリングが容易
  • カメラとマイクによるキャラクター操作
  • リアルタイム作成機能でライブにも対応可能

Adobe Animateとの違い

類似アプリケーションにAdobe Animateというアニメーションソフトがあります。

AnimateとCharacter Animatorの違いをかんたんに言うと「キャラクターに特化しているかどうか」ですね。

比較項目AnimateCharacter Animator
アニメーション作成幅広いアニメに対応キャラクターに特化
カメラやマイクと連動不可可能
リアルタイムライブ再生不可可能

Animateはアニメーション作成に強いソフトですがキャラクターを動かすことにおいてはCharacter Animatorにかないません。

Animateでもキャラクターを作成したり、自由に動く作品を作ることができますが、カメラやマイクでキャラをリアルタイムに動かすといったことはできません。

人の動きに合わせてキャラクターを動かしたい場合はAdobe Character Animatorを使いましょう。

Adobe Character Animatorのメリット

Adobe Character Animatorのメリット

Adobe Character Animatorの主なメリットは以下の5つ

  • 使い方がかんたん
  • カメラ&マイク連動が便利
  • ライブストリーミングでリアルタイム制作
  • Premiere ProやAfter Effectsとの連携が容易
  • Adobe CCコンプリートプランユーザーは無料

それぞれ解説します。

Character Animatorは使うのがかんたん

Character Animatorは通常のアニメーションのようにタイムラインに合わせてキーフレームを打つ必要がありません。

カメラに写った演者の表情や身体の動きから自動でアニメーション化してくれます。

キャラクターのパーツデータを用意する必要はありますが、パーツ分けされたPhotoshopやIllustratorのデータファイルがあればかんたんに動くキャラクターを作ることが出来ますよ。

カメラとマイクに連動してキャラクターを動かせる

Character Animator最大の特徴であるモーションキャプチャテクノロジーとの連携。

  • Webカメラで顔の表情や手足の動きをトラッキングしキャラクターをアニメーション化
  • マイクや音声データをAdobeのAI(Adobe Sensei)が言語認識し口の動きをアニメーション化

カメラとマイクからの入力だけでキャラクターがリアルタイムでアニメーション化されるので複雑な操作をすることなく人の動きどおりにキャラクターを動かすことができます。

AI機能がかなり向上してきており、かなり正確に話し言葉を理解し表情を再現するようになってきています。

ライブストリーミングで多くの場所で利用可能

Character Animatorで作成したアニメーションを他の動画に合成することはもちろん、リアルタイムでストリーミング配信することができます。

  • アルファチャンネル(背景透過)を使用してキャラクターを出力(リアルタイム合成)
  • Mercury Transmitを使用してシーンのコンテンツをテレビや外部モニターの全画面に出力
  • Mercury Transmit プラグイン対応デバイスを使用して、プロフェッショナル向けのSDIビデオに出力
  • Open Broadcaster SoftwareやTelestream Wirecastなどのソフトウェアスイッチャーを使用してライブ Webサービスに出力

ライブストリーミング機能があるのでYouTubeやFacebookなどのWebサービスでキャラクターを演じることができます。

Premiere ProやAfter Effectsとの連携が容易

Premiere ProやAfter Effectsとの連携の図解

Character AnimatorはPremiere ProやAfter EffectsなどのAdobeアプリとシームレスに連携します。

  • Premiere Proで作成したムービーにキャラクターを合成
  • After Effectsを使って映画のようなエフェクトやトランジションを適用
  • Animateで作成したアニメーションにキャラクターを合成

などなど、Adobe Creative Cloud間でスムーズに連携することができます。

Adobe CCコンプリート ユーザーは無料

Character AnimatorはAdobe CCのコンプリートプランに付属するソフトなのでプラン加入していれば追加料金なしで使用できます。

前述したPremiere ProやAfter Effectsとの連携や、PhotoshopやIllustratorからキャラクターデータを読み込んだりして使う感じなのでAdobe CCユーザーに最適なソフトになっています。

もしAdobe CCコンプリートプランに加入していない場合はお得に購入する方法を解説していますのでそちらもあわせてご覧ください。

参考:Adobe CCを安く買う方法

Adobe Character Animatorのデメリット

Adobe Character Animatorのデメリット

Adobe Character Animatorのデメリットは以下の3つ

  • 精密な動きの再現には向かない
  • カメラとマイクが必要
  • 単品での購入が不可

精密な動きの再現には向かない

Character Animatorはまばたきや表情の変化、ジャンプや手足の動きもアニメーション化してくれますが「ものすごく細かい箇所までこだわりたい」となると少し力不足

普通にキャラクターを動かす分には十分ですが、業務利用や本格的なVtuber活動として行う場合はLive2Dなどを使用したほうが良いかもしれません。

  • Character Animator:Adobe CCに付属
  • Live2D Cubism PRO for indie:15,708円(年)

Adobe CCユーザーであれば専門ソフトを新たに入手する必要がないのでとてもコスパが良いですが、Adobe製品を使わないのであれば無理にCharacter Animatorを選択する必要はありません。

カメラやマイクが必要

Character Animatorはカメラとマイクを利用してキャラクターを動かすのに最適化されているアプリケーションです。

音声は必ずしも必要ではありませんが、基本的にはWebカメラとマイクがついたパソコンが必要になります。

カメラ搭載のノートパソコンであれば問題ありませんが、非搭載のPCを利用する場合は別途カメラやマイクを用意する必要があります。

単品購入ができない

Character Animatorはβ版のときは無料で使えましたが、現在は有料ソフトになっており無料では使えません。

また、Character Animatorは単品で販売されておらず「Adobe CCコンプリートプラン」に付属するソフトになっています。

コンプリートプランは全Adobe CCソフトが使い放題になるプランで月額6,000円以上してしまうのですが、後述する安く買う方法を利用することで約半額で利用可能になります。

Adobe Character Animatorの購入方法と価格

Adobe Character Animatorの購入方法と価格

前述したようにCharacter Animatorは単品で購入することができません。

Character Animatorを購入できるのは「Adobe CCコンプリートプラン」のみ。

Character Animatorが使えるAdobe CCコンプリートプランとは

Adobe CCのコンプリートプランはすべてのAdobe CCソフトが使えるAdobeの最上位プランです。

例えばPhotoshop、Illustrator、Premiere Pro、After Effects…などなど、プロ御用達のソフトがすべて使い放題

1つのソフトが月額2,890円〜なのでソフトを2つ以上使うつもりならコンプリートプランにしたほうがお得。

Character Animatorしか使わないなら割高な印象もありますが、他に使いたいソフトが1つでもあるなら買う価値あり。

Adobe CCコンプリートプランを最安で買う方法

AdobeCCと動画講習をセットで安く購入できる

知っている人も多いと思いますがAdobe CCはAdobe公認スクール経由で購入することで半額近い学割価格で購入することが可能になります。

  • Adobe CCコンプリートプラン通常価格:86,880
  • Adobe CCアカデミック(動画講習付き):39,980

Adobe CCの使い方の動画講習がセットになっているのに本体も安いので圧倒的にお得。

アカデミック版の購入方法や詳細について詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

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