Dreamweaverは編集と同時にプレビューが表示されるのでとっても便利なコーディングソフトです。
コードを入力すればプレビュー画面も切り替わり、視覚的な編集作業が行なえます。
さらにプレビュー画面に画像をD&Dで挿入したり、直接CSSを編集したりということも可能。
- コードのサジェストサポート
- リアルタイムプレビュー表示
- サイト管理&FTP機能搭載
- CSSのインライン編集機能
上記のような機能が搭載されており、コーディングに慣れていない初心者にピッタリの機能がたくさん搭載されています。
参考:Adobe Dreamweaver CCとは できることやメリットを解説
そんな便利なDreamweaverですが実は使用率は低く、シンプルなエディタを好む人のほうが多いのが現状。
- Dreamweaverを使わない理由は?
- Dreamweaverは必要?いらない?
このようなDreamweaverの疑問について解説しますね。
プロがDreamweaver CCを使わない理由
Dreamweaverは機能が豊富で初心者にも使いやすくてすごく便利。
とはいえ、プロの多くはDreamweaverを使わずにシンプルなテキストエディタを使用している事が多いんですよね。
なぜプロは便利なDreamweaverを使わずに、無料エディタを使うの?
Dreamweaverを使わない理由として多く挙げられるのが下記の4つです
- Dreamweaverは重い
- 機能が多すぎて逆に使いにくい
- 頼り切るとコードが覚えられない
- 価格が高い
Dreamweaverは重い
Dreamweaverは機能が優れていますが、他のシンプルエディタの100倍以上重いです。
WebデザイナーはPhotoshopやIllustratorを同時に立ち上げていることも多く、Dreamweaverまで使ってしまうとパソコンに負荷がかかりすぎてしまうということが多いんですよね。
パソコンが超ハイスペックの場合や、Dreamweaverしか使わないのであれば問題ないかもしれませんがノートパソコンとかだと結構きついです。
最新のDreamweaver CCの推奨スペックはメモリ4GB以上なので低スペックでも普通に動きはしますがPhotoshopやIllustratorと同時に使うにはちょっと重い。
機能が多すぎて使いにくい
Dreamweaverは便利である反面、機能が多すぎて使いにくくなっている部分もあります。
使いこなしているという人でも全部の機能を知らないレベル。
Dreamweaver独自の機能を全部覚えるのも結構大変。
Dwに頼り切るとコードが覚えられない
Dreamweaverを使わない人は基本的に他人にDreamweaverを勧めません。
Dreamweaverは2,3文字入力しただけでコードを補完してくれるので楽なんですが、この機能に頼り切ってしまうと「Dreamweaverがないと作れない」っていう状態になってしまいます。
このように自身のコーディングスキルを高めるっていう意味で使わない人もいます。
価格が高いというデメリット
最後に一つ、Dreamweaverは年間一括払いしたとしても月あたり2,890円かかってしまいます。
正直エディタにこの価格は高く感じちゃいますよね。
とはいえWeb制作を行っている人ならPhotoshopなどのAdobe製品を使用していると思うのでコンプリートプランを使用すれば実質無料。
ソフト2つ買うより安い価格でコンプリートプランが買えるので価格がネックという人は上記の安く買う方法を参考にしてみてください。
Dreamweaverはいらない? 必要になる場合も
PhotoshopやIllustratorなんかは代えが効かないので必須なんですが、Dreamweaverはエディタなので必須ではありません。
しかし、環境によってはDreamweaverが必須となっています。
Dreamweaverを使う企業で働く場合は必須
結論、必要になるかどうかは「職場でDreamweaverを使用するか?」これだけです。
Web制作会社の求人案件にもDreamweaverが使えることっていう条件が付いていることありますよね。そういう会社で働くならDreamweaverを使えるようにしておく必要があります。
Dwで更新作業、そのまま内臓のFTP機能でアップロード同期…という運用をしている会社も多いので基本的な操作くらいはできるようにしておいても損は無いと思いますよ。
初心者はDreamweaverを覚えるべき?
Dreamweaverは必ずしも覚えなければいけないものではありません。
ただ、リアルタイムプレビューでコード入力と同時に実際の変化を確認することができるので勉強にも役立ちます。
機能に頼り切って「DreamweaverがないとWeb制作できません」という状態にならないようにだけ注意するのであれば初心者にはすごくおすすめできるソフトですよ。
逆にDreamweaverを完全に使いこなしている人が少ないので使えることを評価されることもあります
最新機能でますます便利に
Dreamweaverを使わない人の多くは古いバージョンしか使ったことがない人が大半。
最新バージョンでは便利な機能も数多く搭載されており、Bootstrap対応によりレスポンシブデザインもスムーズに作れるようになっています。
できることや価格については下記の記事で解説しています。
結論 Dreamweaverを使うべきかに正解はない
解説してきたとおり、Dreamweaverは絶対に使わなければいけないものではありません。
しかし、以下の項目に当てはまる人は必要になります。
- Dreamweaverの独自機能を使う
- 職場でDreamweaverを使用する
- 客先からのDreamweaver指定がある
これらに当てはまらない場合は、Dw以外のエディタを使用しても問題ありません。
Dreamweaverは年々アップデートで進化しているので、新しい機能を積極的に取り入れて作業を効率化していける人にはおすすめです。
コメント
コメント一覧 (1件)
「頼り切るとコードが覚えられない」という部分はかなりナンセンスかと。
今時、「インテリセンスやスペルチェックなんてけしからん!断固使わない!」なんて人がどれくらいいるんでしょうかね。