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Photoshopの種類と違い|用途・端末別の選び方を解説

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Photoshopシリーズ7種類の違いを比較解説

Photoshopには、Windows・Macで使うデスクトップ版のほか、スマホ版、iPad版、Web版、Photoshop Express、Photoshop Elementsがあります。名前は似ていますが、対応端末と得意な作業は異なります。

結論からいうと、デザインや画像編集を仕事にするなら、選ぶべきなのはデスクトップ版のPhotoshopです。プロ向けの制作環境として機能が完結しているのはデスクトップ版だけで、印刷所へ渡す入稿データや、色を正確に管理した制作データの最終仕上げもデスクトップ版で行います。

SNS投稿用の写真補正、簡単な合成、外出先での修正なら、スマホ版やiPad版、Web版、Photoshop Expressでも十分です。ただし、これらはデスクトップ版と同等ではなく、スマホ版だけでCMYKや印刷条件を整えた入稿用データを作成することはできません。

目次

Photoshopの種類|本体4版と別製品2種

現在選べるPhotoshopは、Photoshop本体の4版と、用途の異なる別製品2種に分けられます。

種類対応環境主な用途
Photoshopデスクトップ版Windows・Macプロの画像編集・デザイン・印刷制作
Photoshopスマホ版iPhone・Android外出先での合成・補正・生成AI
Photoshop iPad版iPadApple Pencilを使った編集・合成
Photoshop Web版Webブラウザ軽い修正・共有・生成AI
Photoshop ExpressiPhone・iPad・Android・Web・Windows写真補正・人物レタッチ・コラージュ
Photoshop ElementsWindows・Mac家庭向けのガイド付き写真編集

一般的に「Photoshop」とだけ書かれている場合は、Windows・Macで使うデスクトップ版を指します。

スマホ版、iPad版、Web版は同じPhotoshopの端末別バージョンですが、Photoshop ExpressとPhotoshop Elementsは設計や契約が異なる別製品です。

どのPhotoshopを選ぶ?用途別の結論

用途に合うPhotoshopの選び方

SNS用の画像や個人写真を整えるだけなら、デスクトップ版を使わなくても目的を達成できます。

一方、クライアントへ納品するデータ、広告制作、精密なレタッチ、印刷物の画像、入稿前の最終確認まで行うなら、デスクトップ版が必要です。

スマホでPhotoshopを使って画像編集

Photoshop本体4版の違い

比較項目デスクトップスマホiPadWeb
主な端末Windows・MaciPhone・AndroidiPadパソコンのブラウザ
レイヤー編集高機能対応対応対応
精密な加工・複雑な合成最適一部対応対応一部対応
生成AI対応対応対応対応
印刷・入稿前の最終確認最適不向き不向き不向き
Apple Pencil対応
インストール必要必要必要不要

スマホ版、iPad版、Web版もレイヤーや生成AIに対応していますが、デスクトップ版の機能をすべて再現したものではありません。仕事で扱うデータは端末版で途中まで編集できても、最終調整と納品前の確認はデスクトップ版で行うのが基本です。

デスクトップ版はプロの画像編集・デザイン・印刷制作に対応

Photoshopデスクトップ版

Windows・Macで使うデスクトップ版は、Photoshopの機能を省かず利用できるプロ仕様の画像編集ソフトです。精密な切り抜き、複雑なレイヤー構成、非破壊編集、高解像度データ、アクションや外部プラグインまで含めて制作環境を構築できます。

CMYK変換、カラープロファイル、解像度、印刷条件を確認しながら入稿用データを仕上げられるのもデスクトップ版です。デザイナー、フォトグラファー、レタッチャーとして仕事をする場合は、他の版だけで代用せずデスクトップ版を選びます。

写真補正や画像合成だけでなく、バナー、Webデザイン、広告素材、印刷物に使う画像制作にも対応します。

スマホ版は外出先でレイヤー合成や生成AIを使える

Photoshopスマホ版

Photoshopスマホ版は、iPhoneとAndroidスマートフォンでレイヤー編集、画像合成、切り抜き、生成AIなどを利用できるアプリです。Android版はBetaとして提供されています。

SNS投稿用の画像、外出先での修正、スマホで撮影した写真の加工には便利ですが、デスクトップ版の代わりになるプロ向け制作環境ではありません。CMYK変換、印刷用のカラープロファイル、入稿条件に合わせた最終調整には対応していないため、スマホ版だけで入稿用データを作成することはできません。

スマホでできることとデスクトップ版との違いは、Photoshopスマホ版の機能と制限で詳しく解説しています。

iPad版はApple Pencilを使った編集に向く

Photoshop iPad版

Photoshop iPad版は、大きな画面とApple Pencilを使って、写真のレタッチ、選択、マスク、レイヤー合成などを行えるタブレット版です。クラウドドキュメントを利用し、デスクトップ版で作成したPSDの続きをiPadで編集できます。

手描き操作や外出先での制作には強い一方、デスクトップ版にある機能の一部は簡略化・未対応です。印刷や業務制作ではiPadだけで完結させず、デスクトップ版で最終確認します。

対応機能と制限はPhotoshop iPad版の特徴とできないことで解説しています。

Web版はインストール不要で編集・共有できる

Photoshop Web版

Photoshop Web版は、パソコンへソフトをインストールせず、ブラウザ上でPSDの編集、生成AI、共有、コメントなどを行えるWebアプリです。別のパソコンから軽く修正したい場合や、相手に確認してもらう場合に役立ちます。

レイヤーやマスクにも対応していますが、デスクトップ版にある一部の変形、選択、タイムラインなどは利用できません。Web版も印刷・入稿用データの最終制作には使わず、デスクトップ版を使用します。

ブラウザで使える機能はPhotoshop Web版の特徴と使い方で解説しています。

Photoshop ExpressとElementsはPhotoshop本体とは別製品

Photoshop ExpressとPhotoshop Elementsは、名前にPhotoshopが含まれていますが、デスクトップ・スマホ・iPad・Webへ展開されるPhotoshop本体とは別の製品です。

Photoshop Expressは素早い写真補正・レタッチ向け

Adobe Photoshop Express

Photoshop Expressは、写真の明るさや色の補正、人物レタッチ、背景変更、画像結合、コラージュ、短い動画編集などを直感的に行えるアプリです。基本機能は無料で、iPhone・iPad、Android、Web、Windowsで利用できます。

SNSへ投稿する写真を短時間で整える用途では、デスクトップ版より手軽です。一方、精密な切り抜き、複雑なレイヤー構成、印刷用データの作成にはPhotoshop本体を使います。

画像結合やPremiumの違いはPhotoshop Expressの機能と使い方で解説しています。

Photoshop Elementsは家庭向けのガイド付き写真編集ソフト

Adobe Photoshop Elements

Photoshop Elementsは、Windows・Macで利用する初心者・家庭向けの写真編集ソフトです。操作を案内するガイド付き編集と、写真を整理するElements Organizerを備えています。

Creative Cloudとは別契約で、現行版は月額・年額の継続課金ではなく3年間有効なライセンスです。期限のない永久ライセンスではなく、3年後は編集機能を継続するために新しいライセンスが必要になります。

家庭写真の補正や作品作りには使いやすい一方、プロのレタッチ、印刷制作、複雑な合成にはデスクトップ版Photoshopが適しています。詳しくはPhotoshop Elementsの特徴と料金で解説しています。

Lightroomは写真管理と現像を中心とする別ソフト

Adobe Lightroom

Lightroomは、大量の写真を管理しながら、明るさや色をまとめて補正する写真管理・現像ソフトです。Photoshop Lightroomなどと記載されていたこともありましたが、Photoshopの種類には含めず、撮影後の選別、RAW現像、一括補正を担当する関連製品です。

写真の管理と色調補正はLightroom、複数画像の合成や精密な加工はPhotoshopが向いています。詳しい使い分けはPhotoshopとLightroomの違いで解説しています。

Adobe Expressはテンプレートを使ったデザイン制作向け

Adobe Expressは、テンプレートを使ってSNS画像、チラシ、プレゼンテーション、短い動画などを作るデザインアプリです。写真そのものを細かく加工するPhotoshopやPhotoshop Expressとは目的が異なります。

SNS投稿や告知画像をテンプレートから短時間で作るならAdobe Express、写真補正や人物レタッチはPhotoshop Express、自由な画像合成や業務制作はPhotoshop本体を選びます。詳しくはAdobe Expressの機能と使い方で解説しています。

提供終了したPhotoshopアプリ

アプリ現在の状態・移行先
Photoshop Camera提供終了。レンズ機能はPhotoshop Expressへ移行
Photoshop Fix提供終了。主要機能はPhotoshop Expressへ移行
Photoshop Mix提供終了。主要機能はPhotoshop Expressへ移行
Photoshop Sketch提供終了。描画アプリはAdobe Frescoへ移行

Photoshop Cameraは提供終了しレンズがExpressへ移行

提供終了したAdobe Photoshop Camera

Photoshop Cameraは、撮影時にAIレンズやフィルターを適用できたスマホアプリです。現在はダウンロードも利用もできず、レンズ機能はPhotoshop Expressへ移行しています。

提供終了日や旧機能の記録はPhotoshop Cameraの提供終了と代替アプリで解説しています。

Photoshop Fix・Mix・Sketchも提供終了

提供終了したPhotoshop Mix・Sketch・Fix

人物レタッチのPhotoshop Fix、画像合成のPhotoshop Mix、描画用のPhotoshop Sketchも提供を終了しました。FixとMixの主要機能はPhotoshop Express、Sketchの描画用途はAdobe Frescoへ引き継がれています。

Photoshopの種類ごとの料金を比較

Photoshopシリーズの料金

Photoshopは、デスクトップ版を含むプラン、モバイル向けプラン、基本無料のPhotoshop Express、3年間利用できるPhotoshop Elementsで料金体系が異なります。

種類料金(税込)利用範囲
Photoshopデスクトップ版フォトプラン:2,380円/月デスクトップ版・スマホ版・iPad版・Web版・Express・Lightroom
Photoshopスマホ・iPad版基本無料
モバイル+Web:1,300円/月
スマホ版・iPad版・Web版
Photoshop Express基本無料
Premium:550円/月
Express
Photoshop Elements19,580円/3Elements

Photoshopをメインで使う場合は「フォトプラン」がお得です。

フォトプランは2,380円/月でデスクトップ版に加えて、モバイル、iPad、Web、Lightroom・Lightroom Classic・Photoshop Express Premiumも利用でき、Photoshop単体プランより低価格です。

有料のモバイル+Webプランはデスクトップ版を含まないため、パソコンでPhotoshopを利用しない人専用です。

各プランに含まれる機能や契約期間は、Photoshop本体の料金Photoshopスマホ・iPad版の料金Photoshop Express Premiumの料金Photoshop Elementsの料金で詳しく解説しています。

Photoshopの種類についてよくある質問

Photoshopは全部で何種類ありますか?

Photoshop本体は、デスクトップ、スマホ、iPad、Webの4版です。これとは別に、Photoshop ExpressとPhotoshop Elementsがあります。

LightroomとAdobe Expressは別製品、Photoshop Camera、Fix、Mix、Sketchは提供終了済みです。Photoshop Betaはデスクトップ版の先行機能版なので、別の種類には数えません。

一般的に「Photoshop」と呼ぶのはどれですか?

Windows・Macで使うデスクトップ版を指します。スマホ、iPad、Web版も同じPhotoshopのファイルを扱えますが、利用できる機能が異なります。

プロとして仕事に使うならどのPhotoshopを選びますか?

デスクトップ版を選びます。精密な画像加工、複雑なレイヤー、カラーマネジメント、CMYK変換、印刷・入稿用データの最終制作まで対応できるプロ仕様はデスクトップ版だけです。

スマホ版、iPad版、Web版は外出先の編集や確認には便利ですが、納品前の仕上げはデスクトップ版で行います。

スマホ版Photoshopで入稿用データを作れますか?

いいえ。スマホ版だけでは、CMYK、カラープロファイル、印刷条件を整えた入稿用データを作成できません。

スマホ版で素材の補正や合成を行った場合も、デスクトップ版で解像度、色、ファイル形式などを確認してから入稿します。

無料で使えるPhotoshopはありますか?

Photoshopスマホ版とPhotoshop Expressには無料で使える機能があります。デスクトップ版、iPad版、Web版の全機能を利用する場合はPhotoshopを含むプランが必要です。

料金はPhotoshopの料金とプランで詳しく解説しています。

Photoshopスマホ版とPhotoshop Expressの違いは?

Photoshopスマホ版はレイヤーやマスクを使った画像合成と生成AIに向き、Photoshop Expressは写真補正、人物レタッチ、コラージュなどを素早く行う用途に向いています。

どちらもデスクトップ版の完全な代替ではありません。

Photoshop Elementsは買い切りですか?

現行版は月額・年額のサブスクリプションではありませんが、利用期間は3年間です。期限のない永久ライセンスではありません。

PhotoshopとLightroomはどちらを選べばよいですか?

大量の写真管理、RAW現像、一括補正はLightroom、画像合成、精密なレタッチ、デザイン制作はPhotoshopを選びます。

両方を使う場合は、Lightroomで写真を整理・補正し、必要な写真だけPhotoshopで細かく加工します。

Photoshopは作りたいものから選ぶと迷いません。SNS投稿や個人写真ならモバイル系でも十分ですが、プロの仕事と入稿データはデスクトップ版が必要になります。

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