Adobe XDは、WebサイトやアプリのUIデザイン、ワイヤーフレーム、プロトタイプ作成に使えるAdobeのデザインツールです。
以前は無料版や、共有機能が強化されるXD単体プランもありましたが、現在は無料版もXD単体プランもありません。
新たにAdobe XDを使う場合は、Creative Cloudプランが必要です。
個人向けでは、Creative Cloud StandardまたはCreative Cloud ProでAdobe XDを利用できます。
Adobe XDだけを目的にするなら、基本的にはCreative Cloud Standardで十分です。
Creative Cloud Proは、Fireflyの生成AI、動画生成、Web・モバイルアプリ、外部AIモデルなども使いたい人向けの上位プランです。
StandardとProどちらを選ぶべきかは後述します。
Adobe XDは無料で使える?現在は無料版・単体プランなし
Adobe XDは現在、無料では使えません。
以前はAdobe IDだけで使える無料版と、共有機能やクラウド機能が強化される有料のXD単体プランがありました。しかし、現在は無料版もXD単体プランも新規提供されていません。
新たにAdobe XDを利用する場合は、Creative Cloud StandardまたはCreative Cloud Proなど、Adobe XDを含むCreative Cloudプランを契約する必要があります。
| プラン・契約 | Adobe XDの利用 | 補足 |
|---|---|---|
| Adobe XD無料版 | 利用不可 | 現在は新規提供なし |
| Adobe XD単体プラン | 利用不可 | 現在は新規契約不可 |
| Creative Cloud Standard | 利用可能 | XD目的なら基本はこちらで十分 |
| Creative Cloud Pro | 利用可能 | 生成AIやWeb・モバイルアプリも重視する人向け |
| Photoshop単体プラン | 利用不可 | Photoshopだけの契約ではXDは使えない |
| Illustrator単体プラン | 利用不可 | Illustratorだけの契約ではXDは使えない |
| フォトプラン | 利用不可 | PhotoshopとLightroom中心のプラン |
すでにXDを利用している人や、法人・学校アカウントで利用している人は、契約内容や管理者の設定によって利用条件が異なる場合があります。
参考:以前のAdobe XDプランについて(クリックで開閉)
以前のAdobe XDには、無料で使えるスタータープランと、共有機能やクラウドストレージが強化されるXD単体プランがありました。
当時は、無料版でもデザイン作成やプロトタイプ作成は可能で、有料プランにすると共有リンク、共同編集、ドキュメント履歴、クラウドストレージなどの制限が緩和される仕組みでした。
無料スタータープランと有料プランの違いは以下のとおり。

| 比較項目(機能) | 無料プラン | XD単体プラン | コンプリートプラン |
|---|---|---|---|
| 価格(月額料金) | 0円 | 1,298円 | 6,248円 |
| レイアウト・デザイン機能 | ◯ | ◯ | ◯ |
| プロトタイプ・アニメーション機能 | ◯ | ◯ | ◯ |
| 共同ドキュメント | 1つまで | 無制限 | 無制限 |
| 共有編集者 | 1人まで | 無制限 | 無制限 |
| 共有リンク | 1つまで | 無制限 | 無制限 |
| ドキュメント履歴 | 10日間 | 30日間 | 60日間 |
| CCクラウドストレージ | 2GB | 100GB | 100GB |
| Adobe Fonts | 一部 | 無制限 | 無制限 |
| Adobe Portfolio | 利用不可 | 利用可能 | 利用可能 |
| 利用可能ソフト | 無料ソフト | Adobe XD | 全CCソフト |
Adobe XDが使えるCreative Cloudプランと料金
Adobe XDを新たに使う場合の基本候補は、Creative Cloud StandardとCreative Cloud Proです。
どちらも20種類以上のAdobeデスクトップアプリが使えるCreative Cloudプランで、Adobe XDも利用できます。
| プラン名 | 月々プラン | 年間契約 (月払い) | 年間プラン (一括払い) |
|---|---|---|---|
| Creative Cloud Standard | ¥10,280/月 | ¥6,480/月 | ¥72,336/年 |
| Creative Cloud Pro | ¥14,480/月 | ¥9,080/月 | ¥102,960/年 |
Adobe XDだけを使いたい場合、基本的にはCreative Cloud Standardで十分です。
Creative Cloud Proは、PhotoshopやIllustratorの生成AIを多く使う人、Fireflyの動画生成や音声翻訳、Web版・モバイル版アプリ、外部AIモデルなども使いたい人に向いています。
Creative Cloud全体の料金を比較したい場合は、Adobe CCの料金一覧もあわせて確認してください。
Adobe XDはStandardとProで違いがある?どちらを選ぶべき?
Adobe XDに関しては、Creative CloudプランのStandardとProに違いはありません。
XDファイルの編集、ワイヤーフレーム作成、UIデザイン、プロトタイプ作成など、Adobe XD自体の基本的な使い方はStandardでもProでもまったく同じです。
| 比較項目 | Creative Cloud Standard | Creative Cloud Pro |
|---|---|---|
| Adobe XD | 利用可能 | 利用可能 |
| XDの基本機能 | 同じ | 同じ |
| 20種類以上のデスクトップアプリ | 利用可能 | 利用可能 |
| クラウドストレージ | 100GB | 100GB |
| 生成クレジット | 月25クレジット | 月4,000クレジット |
| 標準生成AI機能 | クレジット内で利用 | 無制限で利用 |
| プレミアム生成AI機能 | 体験のみ | クレジット内で利用 |
| Web・モバイルアプリ | 一部制限あり | フルアクセス |
| XD目的でのおすすめ | 基本はこちらで十分 | XD以外も重視する人向け |
StandardとProの違いは、主に「生成AIをどのくらい使うか」「Web版・モバイル版アプリまで使うか」の2点です。
Adobe XDの利用においては生成クレジットを消費しないためProを選ぶ必要はありません。Photoshop、Illustrator、Premiere Pro、Fireflyなどの生成AI機能も含めて判断しましょう。
詳しい違いは、Creative Cloud StandardとProの比較記事で解説しています。
Adobe XDのダウンロード・インストール方法
Adobe XDは、Creative Cloudデスクトップアプリからダウンロード・インストールします。
無料版のダウンロードページから入手する形ではないため、Creative Cloud StandardまたはCreative Cloud Proを契約したAdobe IDでログインして作業します。


Adobe XDを含むCreative Cloudプランを契約しているAdobe IDで、Creative Cloudデスクトップアプリを開きます。
Creative Cloudデスクトップアプリは画面右上や右下のステータスバーに表示されています。表示されていない場合はアプリ一覧などでアプリを探してみてください。
左側のメニューからアプリ一覧を開きます。見つからない場合は検索欄で「XD」と入力するか、アプリ一覧を下のほうまでスクロールしてください。
Adobe XDが表示されたら、インストールを選択します。インストールが完了すると、Creative CloudアプリまたはOSのアプリ一覧からAdobe XDを起動できます。
Adobe XDについてよくある質問
Adobe XDは無料で使えますか?
現在、Adobe XDの無料版はありません。
以前はAdobe IDだけで使える無料版がありましたが、現在は新規提供されていません。新たにAdobe XDを使う場合は、Creative Cloud StandardまたはCreative Cloud Proなど、Adobe XDを含むCreative Cloudプランが必要です。
Adobe XDの単体プランはありますか?
現在、Adobe XDの単体プランはありません。
Adobe XDだけを単体で契約することはできないため、新規で利用する場合はCreative Cloud StandardまたはCreative Cloud Proを選ぶ必要があります。
Adobe XDはCreative Cloud Standardで使えますか?
はい、Creative Cloud StandardでAdobe XDを利用できます。
Adobe XDの利用に関してはStandardとProで違いはないため、XDだけが目的であればCreative Cloud Standardで十分です。PhotoshopやPremiereなども利用する場合は生成クレジットなども考慮して選びましょう。

Creative Cloud ProにするとAdobe XDで何が変わりますか?
Adobe XD自体の使い方は、Creative Cloud StandardでもCreative Cloud Proでも基本的に同じです。
Proで大きく変わるのは、PhotoshopやIllustratorなどの生成AI、Fireflyのプレミアム機能、Web・モバイルアプリ、外部AIモデルなどの利用範囲です。Adobe XDのためだけにProを選ぶ必要はありません。
Photoshop単体プランやフォトプランでAdobe XDは使えますか?
使えません。
Photoshop単体プラン、Illustrator単体プラン、フォトプランなどは、それぞれ対象アプリが決まっているプランです。Adobe XDを使いたい場合は、Adobe XDを含むCreative Cloud StandardまたはCreative Cloud Proを選んでください。
Adobe XDが表示されない・ダウンロードできない場合はどうすればいいですか?
まず、ログイン中のAdobe IDがCreative Cloud StandardまたはCreative Cloud Proを契約しているアカウントか確認してください。
| 確認項目 | 対処方法 |
|---|---|
| 契約プラン | Creative Cloud StandardまたはProになっているか確認する |
| Adobe ID | 契約中のAdobe IDでCreative Cloudアプリへログインする |
| アプリ一覧 | 検索欄で「XD」と入力する、またはアプリ一覧を下まで確認する |
| フィルター表示 | デスクトップアプリの表示やフィルター設定を確認する |
| Creative Cloudアプリ | Creative Cloudデスクトップアプリを最新版に更新する |
| 法人・学校アカウント | 管理者にAdobe XDの利用権限を確認する |
Creative Cloud StandardまたはProを契約しているのに表示されない場合は、アプリ一覧の表示条件や管理者設定が原因になっていることがあります。
Adobe XDだけのためにCreative Cloudを契約すべきですか?
既存のXDファイルを編集する必要がある人や、取引先・社内でXDが使われている人は、Creative Cloud Standardを検討する価値があります。
| 状況 | 判断 |
|---|---|
| 既存のXDファイルを編集したい | Creative Cloud Standardを検討 |
| 取引先や社内がXDで運用している | XDを使う理由がある |
| PhotoshopやIllustratorも使う | Creative Cloudの契約価値が高い |
| Adobe XDだけを新しく学びたい | 慎重に判断 |
| これからUI/UXデザインを始める | Figmaなども比較 |
| 生成AIも多く使いたい | Creative Cloud Proも検討 |
Adobe XDは現在メンテナンスモードの製品です。既存データを扱う目的なら有用ですが、これから新しくUI/UXデザインを学ぶ場合は、Figmaなど現在も開発が進んでいるツールも比較したほうがよいです。
学生・教職員版でAdobe XDは使えますか?
学生・教職員向けのCreative Cloud Proでは、Adobe XDを利用できます。
ただし、Creative Cloud Standardは学生・教職員ディスカウントの対象外です。学生・教職員向け価格を使う場合は、Creative Cloud Proを前提に確認してください。

XDファイルを開くだけなら無料でできますか?
基本的には、XDファイルを開くにはAdobe XDを使える環境が必要です。
Figmaでは、Adobe XDの「.xd」ファイルをそのまま開くことはできません。Figmaへ移行したい場合は、XDからSVG、PDF、PNGなどで書き出して読み込むか、Figma側で作り直す方法が現実的です。
Adobe XDは今後も使い続けて大丈夫ですか?
既存のXDファイルを扱う、既存案件を修正する、社内や取引先がXDで運用しているといった用途では、今でも使う価値があります。
一方で、Adobe XDは現在メンテナンスモードです。新しいチームの標準ツールにする場合や、これからUI/UXデザインを学ぶ場合は、Figmaなどの選択肢も含めて検討してください。
まとめ:Adobe XDは無料版・単体プランではなくCreative Cloudで使う
Adobe XDは現在、無料版もXD単体プランもありません。
新たにAdobe XDを使う場合は、Adobe XDを含むCreative Cloud StandardまたはCreative Cloud Proを契約する必要があります。
- Adobe XDの無料版は現在なし
- Adobe XD単体プランも現在なし
- Creative Cloud StandardならAdobe XDを利用可能
- Creative Cloud ProでもAdobe XDを利用可能
- Adobe XDだけが目的ならStandardで十分
- 生成AIやWeb・モバイルアプリも使うならProを検討
Adobe XDは今でも既存データの編集や既存案件の運用では役立ちます。
ただし、現在はメンテナンスモードの製品です。
XDだけを目的にCreative Cloudを契約する場合は、既存ファイルの必要性や他のAdobeアプリを使うかどうかも含めて判断してください。


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