有名ブロガーやWebデザイナーがよく利用している有料ストックフォトサービス。
商用利用はもちろん、個人利用でもブログやYouTube用の素材として利用することで他との差別化が可能です。
Shutterstockのメリット・デメリットと口コミをご紹介します
シャッターストック(Shutterstock)とは
シャッターストックとは、高品質な有料素材を販売するストックフォトサービスの事。
画像だけでなく動画や音楽もあります
画像や写真のイメージが強いですが写真だけでなく下記のコンテンツを提供しています。
- 画像・写真・ベクター画像
- 動画
- 音楽
高品質な素材が膨大にあるというのが最大の特徴。
shutterstockは日本の会社じゃないので聞き慣れないかもしれませんがアメリカでは超有名な企業です。
ニューヨーク証券取引所に上場もしている信頼できる会社ですよ
シャッターストックの利用者は年々増加
shutterstock Investor Presentation
有料DL数も売上も毎年順調に伸びていますね。
利用者、クリエイターともに増加しているため、毎日198,600点もの画像が追加されており、画像点数は3億2200万以上になっています。
毎日これだけの数が追加されているので他人と利用画像がかぶることがほぼありません。
シャッターストックのメリット評判
シャッターストックを使うことによる大きなメリットは下記の5つ
- 差別化出来る
- 作業時間の短縮
- 最適な画像を利用可能
- ベクター形式にも対応
- 編集エディター機能付き
フリー画像素材サイトと比較した際のシャッターストックのメリットです。
3.22億の画像で差別化
3億2200万以上の画像から選ぶことが可能なため、他サイトや作品とかぶることがめったにありません。
フリー素材を利用しているサイトはどこも同じように見えてしまい、質が悪く見えますよね。
でもシャッターストックを利用しているサイトは、他サイトで使用していない高品質画像を使うことが出来るため、大きく差別化できます。
検索機能が優秀で時間短縮
3億2200万点以上もの素材があるので探すの大変と思うかもしれませんが検索機能が有能なのでほしい画像がすぐに見つかります。
shutterstockは米国の企業ですが、完全に日本語対応しているため日本語で検索してもすぐに最適な画像が見つかります。
絞り込み検索例
AirPodsで検索すると4,000件以上出てきますので絞り込み検索をしてみました。
- 【AirPods】4,085件
- 【AirPods 女性】999件
- 【AirPods 女性 スポーツ】119件
AIが最適な画像の表示順位を上げてくれているため、目的に合う画像を素早く見つけることが可能になります。
最適な画像を利用できる
最適な画像を利用できるというだけでシャッターストックを使う価値あり。
ここはフリー素材ではどうあがいても実現できない領域。
こんな写真が欲しいっていうのも検索すれば一発。
ニッチな画像でもすぐに見つかる
飛行機の写真はたくさんありますが、例えば下記のようなニッチなシチュエーション
- 飛行機でマスクしてる人の写真が欲しい…
- 飛行機でiPhoneを使用している写真が欲しい…
フリー素材だとこういう需要の少ないようなニッチ写真はありませんが、Shutterstockなら検索で一発です。
ベクター形式にも対応
シャッターストックにはベクターグラフィックスもあります。
ベクターグラフィックスはパーツ単位で自由自在に編集できるためIllustratorとの相性が非常に良いです。
ベクターとラスターの違い
このようにベクターデータは点と線で構成されているため、いくら拡大したりしても荒れることがない超便利なデータ形式です。ベクター形式についてもっと詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。
Illustratorで扱うことが出来るベクターデータはデザインする上で重宝します。
シャッターストックと合わせてIllustratorも利用するとデザインの幅が広がりますよ。
Illustrator買うならこのキャンペーンがお得
シャッターストックエディタが便利
シャッターストックにはエディター機能が付いているため画像の編集がブラウザ内で完結します。
テンプレートもあるので文字を入力して画像を入れるだけでおしゃれなアイキャッチやデザインができちゃいますよ。
AdobeCCがある人はプラグインを利用しよう
簡単に編集できるエディタがあるのは便利ですが、最高峰の編集ソフトであるAdobeCCにはかないません。
Adobe PhotoshopやIllustratorを持っている人はエディターは使わずにプラグインを使いましょう。
Adobeプラグインの特徴
- プレビュー機能
- アプリケーション内で画像検索
プレビュー機能を使えばShutterstockの画像をお試しとして利用することが可能になります。
いろいろな画像を試してみて、納得いく仕上がりになったところでライセンス取得を行うことが可能
(ライセンス取得前は画像にShutterstockの透かしロゴが入ります)
また、プラグインを入れることでPhotoshop内で画像検索することが可能になるためブラウザを開くこと無く作業を行えます。
シャッターストックのデメリット評判
シャッターストックの口コミや評価であげられるデメリットは下記の3つ
- 日本人の画像が少ない
- 自動更新の管理が面倒
- 画像使用点数が持ち越せない
順番に解説していきます。
日本人の画像が少ない
シャッターストックは日本でも有名になってきましたが、それでも海外利用者のほうが圧倒的に多いです。
そのため日本人の画像が少なめになっています。
日本人画像が最も多いストックフォトはPIXTA
自動更新の管理が必要
シャッターストックは定額プランが最もコスパがいいんですが、自動更新になっています。
毎月継続して利用する場合は問題ありませんが1月しか利用しない場合は自動更新停止を忘れずに行う必要があります。
定期プランがお得な理由はシャッターストックの料金についてをご覧ください。
画像使用点数を持ち越せない
これもシャッターストックの不便な点です。
毎月50枚プランとかにしていると1月で50枚も使い切れなかったりするので最終日の手前にリマインダーをかけて残数を使い切るようにしたほうが良いです。
ダウンロードした画像に有効期限はないので使いみちがありそうな画像を期限前に保存しておきましょう。
シャッターストックの口コミ
シャッターストックを個人で利用している人はブロガーやYouTuberが多いです。
トップブロガーの多くがシャッターストックを利用
トップブロガーの多くはブログで利用する画像にも妥協せずに良質な写真を使用しています。
月に100万以上稼いでいるブロガーの口コミをご紹介。
大きく稼ぐブログはサイトの居心地の良さやデザインにもこだわっているため、高品質な画像を利用しています。
シャッターストックはブロガーが使うべき必須ツール
こちらの動画ではシャッターストックが必須ツールとして取り上げられています(11:50〜)
要約
- クオリティを上げるには質の高い素材が必須
- 最低でもアイキャッチはシャッターストック
- 素材をケチるのは絶対駄目
- Illustratorとの相性が抜群
自己投資としてShutterstockとIllustratorを使うべきと強調されています。
私個人としてもIllustratorは必須スキルだと思っていますので是非スキルを身につけてほしいなと思います。
社会人でも学割価格で買えるキャンペーンもありますので是非(期間限定)
シャッターストックの高品質な画像をIllustratorで扱えるようになるとデザインの質が圧倒的にあがりますので挑戦してみてください。
シャッターストックの料金について
シャッターストックの料金プランについては下記の記事に詳しく記載しています。
無料トライアルや一番コスパのいい方法についても解説していますので参考にしてみてください。
Shutterstock以外の選択肢
Shutterstockは魅力的なサービスですが、他にも類似のサービスがあります。
実際に私が使用しているストックフォトサービスを紹介します。
AdobeCC使いならAdobe Stockもおすすめ
ShutterstockもいいんですがすでにAdobe製品を利用しているなら「Adobe Stockの方が良い」ですね。
Adobeソフトとの相性も良く、契約の管理もスムーズです。
画像や動画素材が定額で使い放題 Envato Elements
Adobe StockやShutterstockは月にダウンロード可能な点数が決まっており、単価も高めですが定額でダウンロードし放題のサービスもあります。
Envato Elementsは「写真」「動画」だけじゃなく多くのテンプレートやアドオン、フォントなど高品質な素材を無限にダウンロードし放題になる定額サービスです。
日本語対応していないため少し戸惑うことがあるかもしれませんがコスパは最強なので検討してみてください。
他社のストックフォトサービス比較
どのストックフォトが良いか比較しましたので下記のランキングも参考にしてみてください。
コメント
コメント一覧 (2件)
いつも為になる情報ありがとうございます!
毎回勉強になります!
質問なのですが、シャッターストックに写真の投稿をした際に「画像の英語以外のテキストに英語の翻訳が必要である」との理由で審査を弾かれてしまいました…
しかし、翻訳が必要な写真の投稿の仕方がわかりません💦
ご存じでしたから教えていただけると嬉しいです😂
こんにちは。
シャッターストックを利用するのではなく、クリエイターとして写真を販売する側ということでよろしいでしょうか?
私はシャッターストックでの販売は行っていないので投稿方法の詳細まではわかりかねますが、以下のQ&Aを見る限りは画像のタイトルフィールドに記載すればいいのではないでしょうか?
https://support.submit.shutterstock.com/s/article/Why-was-my-content-rejected-for-Translation-Required?language=ja
外国語のテキストが写っている場合は翻訳またはテキスト部分の削除が必要なようです。