Illustratorにフォント名を調べる機能が搭載されました。
本記事ではIllustratorを使ってフォントを調べる新機能「フォントの再編集(Retype)」の使い方を解説します。
Illustratorでフォント検索できるフォントを再編集(Retype)機能の使い方
Retypeでフォントを調べる方法を解説します。
検索対象を選択し、メニューバーの「書式」から「フォントの再編集」を選択
フォントの再編集ウィンドウが表示される

Retypeを選択すると「Retypeウィンドウ」が表示されます。
Retypeウィンドウには候補となるフォント一覧が表示されます。
フォントの再編集パネルの見方と使い方

フォントの再編集パネルの使い方は上図の通り、認識されたテキストとの一致度の高いフォントが順に表示されています。
カーソルを合わせるとクラウドアイコンが表示されAdobe Fonts内のフォントをすぐにアクティベートすることができます。
入力フィードに文字を入力することでサンプルイメージのテキストを変更することもできます。
別の書体を調べたい場合や、Retypeモードを終了したいときは「再入力を終了」または「Escキー」を押してRetypeモードを終了してください。
フォントの再編集(Retype)は画像やアウトラインテキストのフォントを調べられる便利機能

Illustratorのフォント検索機能「フォントの再編集(Retype)」はフォント名を調べることができる機能です。
「Retype」では文字を含む画像だけでなく、アウトライン化されたテキストも検索することが可能になっています。
フォントの再編集(Retype)はIllustrator 2023(Ver.27.6.1以降)のバージョンで利用可能
Illustrator(Ver.27.6.1以降)で「Retype」機能を使用することができます。
すでに正規版のIllustratorに搭載されているためIllustratorをアップデートすれば使えるようになります。
Retypeによるフォント検索の対象となる書体
Retypeのフォント検索の対象となるフォントはAdobe Fonts収録フォントのみです。
また、現段階では日本語フォントは検索の対象外です。
日本語フォントやAdobe Fontsにもないフォントは検索しても候補に表示されないので注意が必要です。
Photoshopでもフォント検索が可能です。
Photoshopにはフォント検索できる「マッチフォント」機能があります。
マッチフォントでは日本語フォントの検索も可能になっており、インストールされているフォントも検索対象になるので現段階ではマッチフォントのほうが便利です。
また、Photoshopの場合は写真などで傾きがある写真などを補正してからフォント検索することができるので写真のフォントを検索する場合はPhotoshopを使うのがおすすめです。

その他、Illustratorの使い方については以下の記事で解説しています。

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