rimomoはオンラインでWebデザイン・グラフィックデザインを学ぶことができるオンラインスクールです。
リリースされたばかりの新しいオンラインスクールのため、まだ口コミや評判が少なく内容が気になっている人も多いと思います。
今回、オンラインスクールrimomoを体験させていただきましたので、実体験を踏まえた内容を制作物を紹介しながら詳しくレビューしていきます。
リモモの特徴
- 月額制で受講し放題
- プロの添削サービスあり
- 通学無しのオンラインスクール
- デザインの仕事に必要なスキルが身につく
- 未経験からでもわかりやすく学べるシステム
リモモが気になっている人はぜひご覧ください
「リモモ」オンラインスクールのメリットと良かった点
私がリモモオンラインスクールを実際に体験してみてよかった点やメリットについて解説します。
リモモのメリット
- プロデザイナーによるオンライン動画講座
- 第一線で活躍中の現役デザイナー講師による添削
- 学習後すぐに仕事に繋げやすいカリキュラム
- 基礎から実践までプロの現場で必要となるスキルをマスター
- 1週間の無料体験でWEBデザイナー適正をチェックできる
超基礎から就職・転職に使用するポートフォリオの作り方まで通して学習することができるので初めてデザイナーを目指す人に最適なカリキュラムになっています。
プロデザイナーによる講座&添削
リモモ最大の魅力は、プロのデザイナーによる添削サービスです。
自分では気づきにくいポイントや、弱点などをプロデザイナーの視点で添削してもらうことで確実にレベルアップすることができます。
直したほうが良い部分だけでなく、良かった部分も教えてくれるポジティブフィードバックもあるので伸ばすべきポイントも明確になり、とても参考になります。
仕事のようにルールに沿った課題制作&添削
課題添削は実際の仕事のように「内容」「使用画像」「コンセプト」「ターゲット」など細かく要件定義されたルールに従って制作するものです。
課題のルールに沿って制作したものをプロのデザイナーが丁寧に添削してくれます。
実際に私も添削サービスを利用してみました。
まずはバナーに関する添削です。
添削の返却は以下の3点もらうことができます。
- ビフォー・アフター比較
- 添削箇所の図解フィードバック
- 文章によるフィードバック
文章での添削だけでなく、図解で細かく添削してくれるためどのように改善していけばよいのか一目瞭然です。
良かった点を含め「こうしたらもっと良くなる」を丁寧に解説してくれるので確実にレベルアップすることができます。
チラシの添削(フライヤー作成添削課題)
「色」「文字サイズ」「テイスト」「ターゲット」などすごく細かいポイントまでしっかりとチェックしてくれています。
単純に講義を受けて、わかったつもりでいても実際には全くできていないことが多々あります。
リモモではプロが細かいポイントまでしっかりとチェックしてくれるので独学では学ぶことができない、高い水準の添削を受けることができるのはスクールならではの大きなメリットと感じました。
自由添削はオリジナル作品を添削してもらえる
課題添削はrimomo側で用意されたテーマに沿って作成する「課題」ですが、自由添削は自分でテーマを決めて自由に作った作品を添削してもらうことができます。
課題添削同様に、希望などを添えて送付することで丁寧に添削してもらうことができます。
課題添削は学習という面では良いのですが、与えられたテーマに従って作成するので「自分が好きなものを作りたい」という人には自由添削はありがたいですね。
決められた課題でなくても、プロの目線で細かいポイントまでフィードバックしてもらえるのでスキルアップに繋がります。
自分のタイミングで好きな学習内容を学べる
受講できる講座は「入門、初級、中級、上級」の4つに別れており、その中でさらに内容ごとに分別されています。
チャプター一覧画面で受講内容を見ることができるので自分が学びたいところからピンポイントで学習することができます。
例えば3ヶ月プランで時間が限られている場合は「Webデザインしかやらないから名刺デザインは飛ばす」といった具合に自分で学習する順番や内容を選ぶことができます。
Webデザインコースではソフトの使い方やデザインの基本を学べる
Webデザインコースはデザインの基礎からデザインソフトの使い方、サイトのデザインの方法を学ぶことができます。
バナーや企業サイトなど、制作事例ごとにわかれており、最初から最後まで通して必要となるスキルを体系的に学ぶことができるようになっています。
Webデザインコースのカリキュラム
- 【入門】バナー制作(Photoshopの基礎)
- 【初級】名刺・チラシ制作(Illustratorの基礎)
- 【中級】LP・企業サイト制作
- 【上級】ECサイト・ポートフォリオ制作
バナーやサイトなどのWebデザインだけでなく、名刺やチラシといったDTPデザインも学べます!
コーディングを学べるWeb制作コース
Web制作コースではコーディングを中心に以下の内容を学ぶことができます。
- 【入門】Webページ制作基礎
- 【初級】ポートフォリオサイト制作
- 【中級】レスポンシブサイト制作
- 【上級】LP(ランディングページ)制作
入門編ではHTML,CSSといたWeb制作の基本中の基本を学ぶことができ、初級では入門編で学んだ基礎スキルを使いながらポートフォリオサイトを作成し、実際にWebサイトを公開する作業までを学習できます。
中級では少し難易度の高いJavaScriptを使ってWebサイトに動きを出したりといった技術を学ぶことができます。
上級編では商品やサービスを紹介する縦長タイプのLP(ランディングページ)作成の方法を学ぶことができます。
基本となるデザインソフト3つが学べる
デザイナーに欠かせない以下の3つのデザインソフトの使い方を基礎から学ぶことができます。
ソフトの使い方の項もありますが、実践編もソフトの使い方を解説しながら進むのでWebデザインやDTPデザインを学ぶのと同時にソフト操作に慣れていくことができます。
講座を受講してもAdobe CCソフトは付属しないのでソフトを別途購入する必要があります。
実際に手を動かしながら学べる
講座で使用する素材はすべてダウンロード可能になっているので、講座を見ながら自分でも操作することで要件定義から完成までを実践形式で学習することができます。
講義では細かい部分も解説しながら進むため、初めてデザインソフトに触る人でも問題なく手を動かしながらソフトの使い方を学ぶことができます。
解説動画が会話形式でわかりやすい
「初心者目線」と「プロのデザイナー目線」の2つの視点で解説が行われるので、つまづきそうなポイントで質問という形で解説が入り、全くの未経験者でも理解しやすい構成になっています。
プロが淡々と解説をしていくだけではないので飽きずに続きを見続けることができます。
1週間の無料体験でWEBデザイナー体験
リモモには1週間(7日間)の無料体験がついているので、お試し期間を利用して内容をじっくりチェックすることができます。
無料体験はこれからWebデザイナーになりたいとぼんやり考えている以下のような人におすすめです。
- 自分にWebデザイナーは向いているのか?
- 楽しんで学ぶことができるのだろうか?
- デザイナーってどんな事をするの?
リモモの最大のメリットとして、7日間は有料会員と全く同じ講座内容を見ることができるという点があります。
「スクールに入会してみたけど、途中で自分にはデザイナーは合わなかった…」というギャップを完全になくすことができるのは大きなメリットです。
自分にあっていると感じたらそのまますべての講義を受講し、仕事に繋げられるレベルまで頑張ってみるのも良いと思います。
ポートフォリオ作成を含んだカリキュラム
学習後すぐに仕事に繋げられるように「ポートフォリオの作成」がカリキュラムに含まれています。
ポートフォリオは仕事を受注する際や就職につなげる際に必須となる自分のプロフィールサイトのようなものです。
自分が実際に作ったポートフォリオは「課題添削」としてプロに添削してもらえるのでクオリティのアップが期待できます。
(ポートフォリオは課題添削に含まれているので自由添削のポイントを消費することなくポートフォリオの添削が可能)
「リモモ」オンラインスクールの注意点とデメリット
リモモのオンラインスクールを利用してみて気になった点やデメリットについて
スクール生同士の交流などはない
オンラインスクールすべての共通するポイントですが、通学しないため在宅のみでの学習となります。
同じスクール生での交流が生まれないという点は、スクール生同士で交流がしたい人にとってはデメリットのひとつです。
しかし、今はSNSでWebデザイナー志望の人がたくさんいるので交流はTwitterなどをメインにすると良いでしょう。
すでに学習したことがある人には少し物足りない
「未経験者でもプロになれる」をコンセプトにしたサービスのため、未経験者や初心者を対象とした講義が多くなっており内容もわかりやすさが重視されています。
「全くの未経験からはじめたい」「WEBデザインの仕事の流れがわからない」このような人にはおすすめですが、すでにWEBデザインに詳しい人には向いていません。
短期間で必要なことをすべて学ぶカリキュラムなので、美大を出ている人やWEBデザインの仕事をしている人だと知っている内容が多くなってしまうため物足りなさを感じてしまいそうです。
受講に必要なAdobe CCは別途購入する必要あり
リモモに限った話ではありませんが、デザインスクールには必須となるAdobeソフトが付属しません。
Webデザインやグラフィックデザインを学習をするのに必要なPhotoshopやIllustrator、Adobe XDといったデザインソフトは高価です。
普通に契約すると年間86,880円になってしまいますが、Adobe公認スクール経由で購入すれば39,980円/年と圧倒的に安く購入することができるのでおすすめ。(Photoshopなどの買い切り版は販売終了してます)
Adobe CCを持っていない場合は以下の記事を参考にAdobe CCを入手しておきましょう!
自動でチャプター送りできない
連続して受講している時にチャプターが自動で次に移動しないのが不便だなと感じました。
繰り返し何度も見る場合は自動で次に行かなくても困りませんが、一度にガッツリ学びたい時は自動で次に移動してくれないのと再生速度が毎回リセットされるので少し面倒だなと感じました。
デザインに特化したスクールでコーディング要素なし
リモモは他スクールと違ってグラフィックデザインやデザインカンプのデザイン系カリキュラムが多くなっています。
ポートフォリオ制作で作成するサイトはコーディング不要なSTUDIO(コーディングしないサイト制作)を解説したカリキュラムになっているので「コーディングをやりたい人」よりも「デザインだけやりたい人」に適した講座内容になっています。
デザイン要素が強めなのでエンジニア系を目指す人には向いていませんが、コーディングやらずにデザインだけやりたい人は挫折せずに学習を進めることができるんじゃないでしょうか。
「リモモ」のプラン料金(月額価格)
リモモのプランは非常にシンプル。ポイントは以下の3つだけです。
- 学べる講義内容はどのプランも同じ
- プランに応じて受講期間が変わる
- プランに応じて添削数が変わる
リモモで選べる3つのプラン詳細
リモモのプラン及び料金は以下のとおりです。
プラン比較 | 12ヶ月プラン | 6ヶ月プラン | 3ヶ月プラン |
---|---|---|---|
月額料金 | 9,800円 | 12,800円 | 19,800円 |
課題添削 | 4回 | 4回 | 4回 |
自由添削 | 3回 | 1回 | 0回 |
利用期間に応じて割安になるため、12ヶ月プランがもっとも月単価が安くなります。
自由添削の回数に差はありますが、講座内容と課題添削は同じなので3ヶ月プランで短期間にガッツリ学んでしまうのもあり。
学習ペースは人それぞれなので、自分の学習ペースに合わせてプランを選ぶのが良いと思います。
- 3ヶ月プラン:短期間に集中して学べる人
- 6ヶ月プラン:毎日、少しずつ学びたい人
- 12ヶ月プラン:学習時間があまり確保できない人
プランが決まらない人は7日間の無料体験で内容を確認してみると自分にはどのプランが合っているかイメージしやすいと思います。
自分が作りたいものが明確な場合は、自分の好きなテーマを選んで添削を受けられる「自由添削」のある6ヶ月以上のプランもおすすめです。
自由添削の範囲はバナー、名刺、ショップカード、フライヤー、LP、WEBサイト、ECサイトと幅広く、デザインでよく使用するものはほぼカバーされています。
リモモのプラン内容の違いは「期間」と「自由添削」
長期プランになればなるほど月料金が割安になりますが、学べる内容に違いはありません。
違いは「受講し放題になる期間」と「自由添削」の2つだけです。
添削は用意された課題と自分の好きなテーマで作成できる自由添削の2種類あります。
課題添削:用意された課題に沿って作成した作品の添削
自由添削:自由なテーマで作成した作品の添削
課題添削はルール内でデザインを行うため仕事に近い実践形式になっていますが、使用画像やテキスト内容が決まっているため自分の好きなテーマで作成できません。
標準の課題添削を4つ受けるだけでもかなりレベルアップできますが、完全オリジナルの作品を添削してもらいたい場合は自由添削が可能な6ヶ月以上のプランにする必要があります。
7日間の無料体験あり
リモモには1週間の無料体験が用意されています。
無料体験では添削サービスを受けることはできませんが、7日間はフルで全講義を受講することが可能。
自分には合っていないと感じたらすぐにやめることができるのでお試しの無料体験を試してから判断するのが良いでしょう。
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