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Adobe Fireflyの価格 料金プランやクレジット数について解説

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Adobe Fireflyの価格 料金プランやクレジット数について解説

Adobeの生成AI「Firefly」に「生成塗りつぶし」や「生成再配色」「テキストからベクター作成」「動画生成」など、AIによる生成機能が多数リリースされました。

Fireflyは著作権に配慮されたコンテンツを学習しており、商用利用にも対応しています。

Fireflyは基本的には無料で使うことができますが、使用回数の制限などがあります。本記事ではFireflyの価格やクレジットシステムについてわかりやすく解説します。

目次

Firefly専用サブスクプラン「Firefly Standard」「Firefly Pro」比較

Fireflyの新しい料金プランが登場しました。

サブスクプランの比較

現在のところプランは「Firefly Standard」「Firefly Pro」の2種類あり、プランの違いと比較は以下のとおりです。

項目Firefly StandardFirefly ProFirefly Premium
生成クレジット (毎月)2,0007,00050,000
5秒のビデオ生成 (最大)20本70本500本
オーディオとビデオ翻訳 (最大)6分23分166分
画像生成・ベクター機能無制限無制限無制限
クラウドストレージ100GB100GB100GB
月々プラン1,580円/月4,780円/月31,680円/月
年間プラン15,780円/年47,780円/年316,780円/年
※料金は4/28までリリース価格で安くなっています

最大の違いは生成のたびに消費されるクレジット数です。Proプランであれば動画生成を最大70回使用することが可能です。

無料でも毎月25クレジット分使用可能なのでまずは実際に試してみて足りなければプラン加入も検討してみてください。

動画生成・音声生成はFirefly専用プランでのみ利用可能

動画生成や音声生成を使えるのはFirefly専用サブスクプランのみです。

通常のAdobe CCユーザーにも利用プランに応じて生成クレジットが付与されますが、Fireflyのサブスクに加入していなければ動画生成や音声生成には利用できません。

Adobeユーザーも無料プランと同様に月2回まで動画生成が可能ですが、それ以上生成したい場合はFirefly専用プランに加入する必要があります。

Adobe Fireflyのクレジットシステム

Adobe Fireflyのクレジットシステム

Adobeの生成AIテクノロジー「Firefly」は無料で利用することもできますが、使用回数が定められています。

契約中のプランに応じて使用回数が異なるのでクレジットシステムについて詳しく解説していきます。

Adobe Fireflyは生成ごとにクレジットを消費する

生成塗りつぶし」や「生成拡張」「生成再配色」などの生成AI機能を使用するたびに1クレジットを消費します。

「無料プランで25クレジット」「コンプリートプランで1,000クレジット」といった感じで契約しているAdobeプランに応じてクレジットが付与されます。

クレジット数は毎月リセットされます。使わずにとっておいて貯めることはできません。

Adobeソフト・サービスの契約プランごとのクレジット数

契約プランクレジット数
コンプリートプラン(全ソフト使用可能なプラン)1,000
単体プラン(Illustrator、InDesign、Photoshop、Premiere Pro、After Effects、Audition、Animate、Adobe Dreamweaver)500
単体プラン(InCopy、Substance 3D Collection、Acrobat Pro)25
Adobe Stock500
Adobe Express Premium250
Adobe Firefly Premium100
無料ユーザー25
※クレジットは1月ごとにリセットされる

上記のプランを複数契約している場合はプランごとのクレジット数が合算されます。

Adobeの料金プランについての詳細は以下の記事を参考にしてください。

生成クレジットの消費量

クレジット生成の消費量(価格)は、生成コストやAI生成機能によって異なります。

現在のFireflyクレジットの消費量は以下のとおりです。

AI機能使用量
生成塗りつぶし1クレジット
生成拡張1クレジット
テキストで画像作成1クレジット
生成再配色1クレジット
テキスト効果1クレジット
音声を翻訳5クレジット
動画を翻訳5クレジット
翻訳とリップシンク10クレジット
動画を生成 (540p)20クレジット
動画を生成(1080p)100クレジット
(ベータ時20クレジット)

「生成塗りつぶし」や「テキストで画像作成」では1回の生成で数パターンの生成を行いますが、それらは1回としてカウントされます。

「生成」ボタンを押した回数でカウントされるイメージです。

現在は、動画関係の生成はFirefly専用サブスクプランの生成クレジットのみが使用可能なようです。CCのクレジットを使用して動画生成することはできません。

有料ユーザーはクレジットを消費しきっても無制限で生成可能

クレジットを使い切っても無制限で生成可能です。

ただしクレジットが無くなると生成速度が制限され生成に時間がかかるようになってしまいます。

スマホの通信制限のようなイメージですね。クレジットを使い切った場合でも使えるけど遅くなります。

無料ユーザーはクレジット数が0になると生成することができません。

生成クレジット使用数の確認方法

現在自分がどれだけクレジットを消費しているのか?使用可能なクレジット数はいくつなのか?

以下の手順で確認することができます。

  • Adobeアカウントページでログイン
  • 画面右上のアカウントアイコンをクリック
  • 「今月の生成クレジット」に利用可能数が表示

生成クレジットは毎月リセットされます。

Fireflyの価格 クレジットを追加購入する場合の価格

Adobe Fireflyの価格

Fireflyのクレジットが足りなくなった場合、プランを追加で購入することが可能です。

Fireflyクレジットの価格

クレジット追加:7000クレジット 4,780/月(Firefly Pro)
※クレジットをその都度単独購入するのではなく追加で複数のFireflyプランに加入する形式に変わりました

Fireflyのクレジットを追加したい場合は「複数のFireflyプラン」に加入します。

例えば月に9,000クレジットが必要な場合は「Firefly Standard」と「Firefly Pro」の2つに加入します。

プランクレジット数価格(税込)1クレジットあたりの単価
Firefly Standard2,000/月1,580円/月0.79円
Firefly Pro7,000/月4,780円/月0.68円
Firefly Premium50,000/月31,680円/月0.63円
価格は4/28まで限定

クレジット単価は上表のようにプランのグレードが上がるたびにコスパが良くなるのでたくさん使う場合ははじめから上位プランに加入したほうが少しお得です。

クレジットが得られるAdobeプランの価格

Firefly専用プランとは別に、Adobeソフトが使用可能になるAdobe CCのプランにもFireflyクレジットが付属しています。

単体プランはソフト一つしか使用できないプランで、コンプリートプランは全Adobe CCソフトが利用可能になる全部入りプランです。フォトプランはPhotoshopとLightroomがセットになったお得なプランです。

支払い種別単体プラン
(500クレジット)
フォトプラン
(500クレジット)
コンプリートプラン
(1,000クレジット)
月々プラン¥4,980/月なし¥12,380/月
年間プラン
(月払い)
¥3,280/月¥2,380/月¥7,780/月
年間プラン
(一括払い)
¥2,890/月¥2,373/月¥7,240/月

上記プランにクレジットは付属しますが、前述した通りFirefly専用サブスクプランに加入していなければ動画生成や音声生成は使えないので動画生成したい場合は両方の契約が必要になります。

>>Adobeの料金プランについてもっと詳しく知りたい方はこちら
>>Adobe CCコンプリートプランを安く買う方法もあるので参考にしてみてください

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